はじめに
何度抜いてもすぐに生えてくる雑草にうんざりした経験はありませんか。特に暑い夏や広い範囲の雑草処理は重労働なので、できれば避けたいですよね。
除草剤を使えば簡単に雑草を除去したり、雑草の発生を予防することができます。
最近では様々な種類の除草剤があり、使用するシーンに適したものを選ぶことが大切です。
この記事では除草剤の種類や使い方について解説し、おすすめの商品や除草剤に関連する情報を紹介しています。除草剤を選ぶときの参考にしてくださいね♪
除草剤とは(除草剤の種類)
雑草などを枯らす効果がある除草剤ですが、液状タイプ・顆粒タイプ・ハイブリットタイプの3種類に分類され、効果や撒き方も違います。
使用する目的によって使い分けると、より高い効果が期待できます。それぞれの特徴について見ていきましょう!
*液状タイプの除草剤
液状タイプは葉茎処理型とも呼ばれ、現在生えている雑草を枯らします。即効性があり、早いものだと散布後数分で枯れ始めます。
薄めて使う原液タイプとすぐに使えるストレートタイプがあります。
散布後に雨が振ると薬剤が流れてしまう可能性があるため天気予報を確認し、しばらく雨が振らないタイミングでの散布がおすすめです。
*顆粒タイプの除草剤
顆粒タイプは土壌処理型と呼ばれ、雑草の根に浸透し草を枯らしていきます。効果が出るのに数週間かかりますが、雑草が生えない状態が長く持続するという特徴があります。
既に雑草が生えている場所に散布する場合、草を刈ってから撒くとより効果が得られます。散布した場所にはしばらく植物を植えることができないため注意が必要です。
*ハイブリットタイプの除草剤
ハイブリットタイプは液状タイプの即効性と顆粒タイプの持続性を兼ね備えています。今生えている雑草を枯らしながら、綺麗な状態を維持したい場合にはハイブリットタイプがおすすめです。
除草剤の選び方(ポイント・コツ)
それでは、実際に除草剤を選ぶときのポイントを説明します。
*使用目的で選ぶ
除草剤の使用目的で3つのタイプから選びましょう。
■液状タイプ
液がかかった部分のみに効果が現れ、雑草が枯れた後すぐに新しい植物を植えることができます。庭でガーデニングを始める前の雑草処理などに適しています。
■顆粒タイプ
駐車場や空き地など、長期間にわたり植物の発生を予防したい場所に使用します。
■ハイブリットタイプ
雑草の除去と予防を同時に行いたいときにはハイブリットタイプが便利です。
*枯らしたい雑草の種類で選ぶ
除草剤にはすべての植物に効く非選択制のものと、特定の雑草のみに効く選択制のものがあります。
枯らしたくない樹木の近くで使う場合などは選択制のものを選びましょう。また芝生に使うときも、非選択制だと芝生まで枯れてしまうので芝生専用の除草剤を選ぶことをおすすめします。
他にも除草剤によって効果のある雑草の種類が異なるので、確認してから購入しましょう。
*使用する場所で選ぶ
ほとんどの除草剤には散布面積の目安が記載されています。液状タイプの原液タイプとストレートタイプでは、同じ容量でも散布面積が全く違います。使用する場所の面積に合った容量のものを選びましょう。
広い場所に撒くときは散布機など専用の道具があると便利ですよ。