はじめに
プラスチックや金属などの固い材料に、小さな穴を精密に開けたい時にあると便利なのが「ピンバイス」です。模型店などで手に入る道具ですが、なかなか聞きなれない名前ですよね。
今回はそんなピンバイスについて使い方、種類など詳しく解説していきます!また、ぬくもりが厳選したおすすめの商品も掲載しています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください♪
さらに、ぬくもりのレシピの中から、ピンバイスを使って作れる作品も紹介しています。ピンバイスの魅力について、たっぷり解説していきますので、最後までお楽しみください!
ピンバイスとは・特徴
ピンバイスとは、小さめの穴を開ける時に使う、先端にドリルのついた工具のことを言います。
1mm以下の精密な穴あけに向いていて、プラスチックや木材、アクリル板にも穴を開けることができ、主にガンプラやミニ四駆、プラモデルの制作に使用されています。またハンドメイド作品では、レジンアクセサリーの穴開けによく使用されています。
ドリルのサイズによっては2mm、3mm、4mm、5mmなど少し大きめの穴を開けることも出来ますので、DIYなどにも使用できます!
そんなピンバイスですが、最近ではホームセンターや100均でも購入する事ができ、身近で便利な工具として、使う機会が増えてきました。
ピンバイスの使い方
では、手動ピンバイスの穴の開け方を簡単に説明します!
【2】ドリルに近い部分を親指と人差し指で持ち、穴を開けたい位置に垂直に固定して、先端をくるくると回転させます。
※ピンバイスのお尻は、回転する仕組みになっているものがほとんどです。
【3】穴が空いたら、削りカスを取り除き、綺麗にして完成!
※カスはシュルシュルと出て来るので、こまめに取り除いて、穴の出来上がりを確認するようにして下さいね!
このやり方は手元が安定し、まっすぐ穴を開けられるのでおすすめです!
ドリルは細く繊細なので、誤った使い方をすると折れ曲がったり、破損する可能性があります。穴あけの際は必ず、先端を材料に垂直に当てて、力を入れ過ぎないように、注意して作業するようにしてください。
ピンバイスの種類
ピンバイスにはたくさんの種類があり、それぞれの特徴や使い方を知ることで、作業効率を格段にあげることが出来ます!ここからは、手動ピンバイスの種類と選ぶ時のポイント、おすすめの商品まで紹介していきます!
ピンバイスの種類には、本体の両端にドリルを取り付けられる両頭式と、片側のみ取り付けられる片頭式があります。さらにドリルを交換できる交換式と、本体とドリルが一体になっている固定式があります。
また、ピンバイスはプラスチック用、金属用、木材用など用途によって使い分ける必要がありますので、扱う材料に合ったものを選ぶようにしましょう。
プラモデルなどの精密な作業を必要とする作品には、手動のドリルであるピンバイスがとても重宝します。電動のピンバイスは便利ですが、慣れないとパーツを破損する可能性があるからです。そのため、手で加減をしながら操作できるピンバイスは、1本あると様々な作品作りに代用できる、便利な工具と言えるのです!
では早速、ぬくもりがおすすめするピンバイスを、種類ごとに紹介していきたいと思います!両頭式、片頭式、交換式、固定式以外にも、滑り止め付きなど、いろんな商品の特徴について解説していますよ♪
形状:両頭式│『アネックス(ANEX) ピンバイス 両頭式』
こちらは先端と後端に1つずつドリルをつけられる、作業性の高い両頭式のピンバイスです!数種類のドリルを使用するとき、両頭式はドリルを付け替える手間を軽減する事ができるため、作業効率が上がります。
この商品は、基盤や模型、プラモデルの製作に向いており、クラフト作業ではビーズ細工の穴あけに最適です。本体に収納された2個のコレットチャック(ドリルを固定するための工具)に4サイズを装着できるうえ、幅広い軸径のドリルに対応できるようになっています!対応できるサイズは0.1mm~3.2mmのドリルになっており、別売りのドリル刃を用意して使用します。
形状:片頭式│『アネックス(ANEX) ピンバイス 片頭式』
こちらは、片頭式の繊細なサイズの穴あけやバリ取りに最適なピンバイスです。用途は両頭式と同様に、模型製作やアクセサリー製作に使用することが出来ます。
また電動ドライバーに装着して使用することが出来ます。本体のコレットチャックの対応サイズは0.1mm~2.0mmなので、細かい繊細な穴を開ける時に最適です!こちらも、ドリル刃は別売りですので注意して下さいね!電動ドライバーに装着するため、本体の長さも65mmと他のピンバイスに比べて短めです。