02 ノコギリを使って枝のつけ根から切り取る。
03 上向きに伸びる小さな枝は、ハサミなどで切り取る。
04 間引き後はすっきりして、日当たりがよくなる。
6 収穫 10月中旬~11月
キウイはほかの果樹と違い、見た目で収穫時期がわかりません。また、未熟のまま収穫するので、収穫後はポリ袋にリンゴと一緒に入れて熟させます。
01 果肉が赤色の品種が10月中旬前後、黄色の品種は11月上旬前後、緑色の品種は11月中旬を目安に収穫する。
02 果実を握って持ち上げるようにして収穫する。収穫後はポリ袋にリンゴと一緒に入れて涼しい場所で保管する。およそ6~12日で食べることができる。
7 剪定 12月~2月
キウイは枝全体に花芽がつくので、枝を短く切り詰めます。果実がついた枝とつかなかった枝で切り詰める位置が変わります。剪定後は枝を棚などに誘引します。
01 先端の充実した枝を伸ばしたい方向へ向け、先端を切り詰める。
02 不要な枝を間引き、1㎡当たり2本ほど枝を残す。残った枝は切り詰める。
03 剪定した枝を棚に誘引する。誘引時には前年に使用したひもをすべて取り除く。
*剪定の手順
01 先端付近の枝を整理する
主枝など木の形をつくる枝を決めて、先端付近から切ります。まずは枝を伸ばす方向を決めてまっすぐ伸ばして先端を切ります。
02 枝を切り詰める
枝は1㎡当たり2本を目安に、つけ根から間引きます。残った枝は、果肉が緑系の品種は5~7芽(収穫した枝)・9~11芽(伸びた枝)、それ以外の品種では3~5芽(収穫した枝)・7~9芽(伸びた枝)をつけて切ります。枝分かれしている新しい枝に切り替えます。
03 枝を誘引する
剪定後、枝を棚などに誘引します。それぞれ枝を伸ばす方向へ配置して、棚にひもなどで固定します。前年の剪定や夏の誘引時に使用したひもがあればすべて新しく結び直します。
*果実ができる位置
花芽は枝のつけ根付近を除いた全体に点在しているが、花芽と葉芽の区別はつかない。すべての枝先を切り詰めても果実がなる。