01 雄しべの先端が開いた雄花を摘み取る。このとき、先端が開いていないもの、花が変色したものは利用しない。
02 花が変色していない新しい雌花を選び、摘み取った雄花の雄しべを雌花の雌しべにこすりつける。
3 摘心 5月~6月
枝が伸びすぎないように、伸びた枝の先端を摘み取ります。摘心することで、日当たりや風通しがよくなり、養分が分散することを防ぎます。
01 伸びた枝のつけ根から葉が15枚ほど残る位置で摘心する。枝から2番目に伸びる枝の葉は数えない。
02 先端を手で摘み取るか、ハサミで切り取る。
4 摘果 6月
ほかの果樹と比べて果実はほとんど落ちないので、摘果をして甘く大きくします。一度にすべての果実を摘果せず、2回に分けて行います。
01 果実は1か所2~3個ついているので、まずは1か所に1果残るように間引く。
02 形の悪いものや小さいものを優先してハサミで間引く。
03 ほかの果実も同様に摘果して、すべて1か所1果残す。ここまでが1回目の作業。
04 次に葉5枚で1果を目安に2回目の摘果を行う。形の悪いものなどを選んで間引く。1回目の摘果は6月中旬までに、2回目の摘果は6月下旬までに分けて行う。
5 枝の間引き 7月~9月中旬
枝が勢いよく伸び、棚から飛び出るような枝は、日当たりを悪くして養分を消費してしまいます。このためつけ根から切り取っておきます。
01 棚から勢いよく飛び出た枝は更新用に使う枝を除いて間引く。