

梅シロップ作りのスケジュール
6月はじめごろ (青梅が出回るころ): 下ごしらえをして漬ける
↓
2週間後:飲み始めることができる
↓
1か月後: 梅の実を取り出し、完成 (保存期間:冷蔵6か月)
材料

①青梅 1kg: みずみずしい濃い緑色で、傷がなく、実がかたいものを選ぶ。買ってきたらすぐに漬ける。
②氷砂糖 1kg: 精製度が高いため、梅の香りや味を邪魔しないすっきりとした甘さが楽しめる。好みでコクを出したい場合は、三温糖や黒砂糖などを使ってもよい。
③米酢 100ml: 梅と砂糖が早くなじみ、発酵防止のために加える。好みでりんご酢などでもよい。
道具

①梅シロップ用容器…容量3L(高さ26㎝ほど): 梅1kgを漬ける場合は、容量3Lのものが適している。容器はプラスチック製などもあるが、取っ手がついていて中身が見やすいものがよい。
②ボウル: 梅を洗ったりするのに使用。口径21㎝のものが1つあるとよい。
③盆ざる: 洗った梅の水をきるときに使う。直径30㎝のもの1つ、なければボウルと同サイズのざるを用意する。
④ふきん、竹串:ふきんは消毒済みの清潔なものを用意する。竹串は梅のヘタを取るのに使う。
・その他の道具:はかり/菜箸/使い捨て手袋/ アルコール消毒用スプレー
作り方
01 水で洗う
表面に変色のあるもの、傷があるものは取り除く。大きいボウルに水をため、梅を入れ軽く混ぜながら2~3回水を替えて洗う。30分~1時間水につけてアクをぬく。

02 ヘタを取る
皮を傷つけないように竹串の先端でヘタを除く。

03 容器に入れる
消毒した容器に梅を平らに一段入れたら、氷砂糖をひとつかみ散らしながら入れる。これを梅をすべてが入るまで繰り返す。

04 酢を加えて容器を回す
酢を回し入れてふたをする。冷暗所で保存し、1日2回ほど容器を回して氷砂糖を溶かす。

05 1週間後
かなりエキスが出てきているが、まだ砂糖が溶けきっていない。1日1~2回容器を回す。

06 2週間後
まだ少し砂糖が残っている状態だが、飲み始めることはできる。引き続き、1日1~2回容器を回す。

07 1か月後
すっかり砂糖が溶け、梅のエキスも出きった状態。

08 実を取り除く
梅の実を網じゃくしなどで取り除く。実はエキスが出て食べられる部分がほとんどないので処分する。

09 完成
じょうごで、保存しやすい瓶(ペットボトルなどでもよい)に移し、冷蔵庫で保存する。半年以内に飲みきる。


梅干しや梅酒のレシピをもっと見たい方におすすめ!
「梅しごとを楽しむ 梅干しと梅酒」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの梅干しや梅酒の作り方をわかりやすく丁寧に紹介しております。

まだある!梅酒や梅干しの作り方に関する記事
ぬくもりでは、梅酒や梅干しの手作りレシピや基礎情報など分かりやすくご紹介しています!
詳細は下記ボタンをクリックしてご覧ください!