雌花と雄花が分かれている野菜は自然受粉を待つよりも、人間の手で受粉させた方が、確実に実を収穫することができます。
雄花から雄しべを切り取り、雌花の中にさしこみます。晴れた早朝に行うと成功率が高くなります。
*マルチング
マルチングとは株元をワラやビニールなどで覆うことです。乾燥や害虫、雑草から野菜を守るために行います。
株元を傷つけないようにしながらワラを敷きます。マルチング後は水やりや追肥がしにくくなるため、水と栄養をたっぷり与えてから行いましょう。
収穫の基本テクニック
野菜作りにおいてもっとも楽しみな作業、それが収穫です。しかし、タイミングや方法を間違えると、おいしい野菜を収穫することができません。それぞれの基本的な収穫方法を知りましょう。
*葉もの
1 育成中に少しずつ間引きながら収穫します。この時に収穫した間引き菜も食べられるのがうれしいポイントです。
2 大きくなった葉からハサミで切り取ります。育成期間の最後には株ごと引き抜いてしまっても良いでしょう。
*実もの
1 ひとつの株に複数の実がつくので、しっかり色づき、大きくなったものは早めに収穫します。放置すると株が疲れてしまうので注意が必要です。
2 手で持ってみて、中身がしっかり詰まっているのを確認したら、ヘタの上をハサミで切り取ります。