
必要な材料
・a.カーネーション(大)2輪 ※プリザーブドフラワー
・b.アジサイ ※プリザーブドフラワー
・c.バラ ※プリザーブドフラワー
・プチバスケット
・ドールアイ(黒目用ボタン)3個
・リボン
・フローラルフォーム
・ワイヤー
・フローラルテープ
プリザーブドメイキングのヒント
abcすべてプリザ液A・プリザ液Bを使用。
⇒■プリザーブドフラワーの基礎「プリザ液A・プリザ液B」についてはこちらから
⇒■プリザーブドフラワーの基礎「基本の作り方」についてはこちらから
使用するプリザーブドフラワーの作り方
*a.カーネーション(プリザーブドフラワー)の作り方
カーネーションの作り方は別レシピで紹介しています。
詳細は★こちらから確認してください(プリザーブドフラワーの基礎「基本の作り方」について)
*b.アジサイの作り方
生花の柔らかな質感を残せるのが魅力の人気素材!

before

after
1.房の大きなアジサイは、小房に切り分けます。

2.プリザ液Aに浸けて脱水します。

3.プリザ液Bに浸けて着色し、その後洗浄・乾燥をします。

本来の花色によって脱水後に色が残った場合は、その色をいかして、プリザ液Bのクリアや水性のホワイト、クリーミーブルー、クリーミーピンクなどで着色すると、グラデーションが楽しめます。
*cバラの作り方
一番人気のバラは水あげがしっかりされた花を選び、美しい花形のためにガクの補正を施す!

before

after
1.茎を2cmほどつけて切りとります。ガクが反り返っている場合は補正を施します(下記「ガクの補正」参照)。

2.プリザ液Aに浸けて脱水します。液に浸けたら、ピンセットで茎をつまんで静かに花を振りながら、花のあいだに入り込んでいる空気を抜きます。

花が浮いてくるようなら、ミニ剣山を花首にさして剣山ごと溶液に沈めます。花全体が浸かるように横にしてもOK。

3.ガクの色が完全に抜けて白くなれば脱水完了。花をそっと引き上げます。

4.プリザ液Bに浸けて着色します。

5.12時間以上浸け置きし、花全体に色が吸収されれば着色完了。

6.花をとり出し、プリザ液Aに入れてそっと揺り動かし、花の表面についている着色液を落とします。

7.猫除けネットにさして自然乾燥させます。

*c.バラの作り方関連「ガクの補正」
生花のガクが垂れ下がったり反り返っていたら、形を補正してから溶液に浸けます。

『アルミホイル』
花全体を包むサイズにカットし、中央に茎を通します。ガクが花の形にきれいに沿うように整えながら包みます。


『バドミントンのシャトル』
溶液にシャトルごと浸けます。

合成素材のシャトルを使用。頭のゴム部分をとり除き、羽根先の余分な部分はカット。ガクがきれいに整うように花をセットし、茎先をクリップ等で固定。花形がくずれている場合も、この方法で修正できます。


*cバラの作り方関連「花を一度にたくさん脱水する」
大きめの容器にプリザ液Aを入れ、花が重ならないように並べて浸けます。ふたをして8時間ほど脱水したら様子を見て、色残りがあるようなら、さらに2~6時間ほど浸け置きします。


*cバラの作り方関連「茎を長く残して作る」
長めの容器にプリザ液Aを入れ、全体を浸します。ふたをして12時間ほど脱水したら、プリザ液Bに12時間以上浸けて着色。全体が着色液の色に染まりますが、茎葉を緑色にしたい場合は、筒形の容器にグリーンのリーフ液を入れて2~3時間浸け、ガクに色が染まってきたら完了。

ペットボトルの上部を切りとって容器に代用も!

わんこバスケットの作り方
①フローラルフォームをバスケットにセットします。ボタン3個にワイヤーをかけておきます。
②2輪のカーネーションを8個にフェザーリングします。
②-1.ガクに縦に切れ目を入れます。

②-2.ガクを外します。

②-3.1輪を分割します(作りたい個数によって加減)。

②-4.分けた花びらをまとめ、U字に曲げたワイヤーをあてます。片方のワイヤーで花びらの根元ともう一方のワイヤーを2~3回巻きつけます。

②-5.ワイヤーで巻いた部分よりやや上からテーピングします。

③5個を顔、2個は両手(各1個)、1個は尻尾にします。顔用のうち3個にワイヤリングしたボタン(両目、鼻)を組み込みながら顔にまとめ、リボンをつけます。ボタンを花びらのあいだに深く埋め込むことで、顔まわりの毛のモコモコ感を表現します。

④フローラルフォームに顔、両手、尻尾をさし、周囲を埋めるようにアジサイ、バラを適宜さします。
*小輪のカーネーションで作る場合
小さめのカーネーションならフェザーリングしなくても、それぞれをワイヤリングして組み立てることができます。
カーネーションのサイズにもよりますが、たとえば顔用7花、両手、尻尾各1花、計10花をフローラルテープで束ねてコンパクトにまとめます。
▼カーネーションのワイヤリング
『ピアスメソッド』
ワイヤーの先を斜めにカットし、ガク(子房)の部分にワイヤーを通します。小さいサイズはこれでOK。

『クロスメソッド』
1本目のワイヤーに直角になるように2本目をさします。大輪花や丈夫にしたいときに用います。

1本目のワイヤーを茎に沿ってまっすぐ下におろします。ピアスメソッドのできあがり。

2本目のワイヤーも二つ折にします。クロスメソッドのできあがり。


プリザーブドフラワーのレシピをもっと見たい方におすすめ!
「一番わかりやすい プリザーブドフラワーBOOK」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんのプリザーブドフラワーのレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。
