キルティングしたキルトの周囲やバッグの口の縫い代をバイヤステープでくるむこと。
*「キルティングライン」
キルティングをするための印のこと。
キルト作りの主な手順(タペストリーの場合)
ピースの型紙を作る
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型紙で布に印付けをし、布をカットしてピースを用意する
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ピーシングしてトップを作る
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トップにキルティングラインを描く
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トップ、キルト綿、裏打ち布を重ねてしつけを掛ける
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キルティングする
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周囲の縫い代をパイピングする
キルト作りの前に
*水通し
新しく買った布は、縫う前に水洗いをします。ピーシングする布を同じ素材に統一していても布によって縮み具合が異なるため、出来上がって洗ったときにシワが出ることがあるからです。
また、新しい布に付いている糊が取れて針通りがよくなり、色落ち防止にもなります。大きな布は洗濯機で洗いましょう。
洗ったあとは、生乾きのまま布目を正しながらアイロンを掛けます。
*布目について
実物大型紙にある矢印は布目(地の目)を表しています。布目とは布の縦と横の織り目のこと。布目が縦横正しく入っていれば、布が歪みません。
パッチワークの場合は洋裁と違ってピースが小さいので、横地か縦地のどちらかに布目を合わせればOKです。
バイヤス地とは斜めの布目のこと。縦地か横地に対して45度が正バイヤスです。
型紙を作る
製図した紙、または本からのコピーを糊で厚紙に貼ります。糊は紙が縮まないタイプ(ペーパーボンドなど)をおすすめします。
次に、はさみで線通りに切り、必要枚数、布目、必要に応じて合印を書きます。
※カーブのピースには合印を入れる
印付けをしてピースを裁つ
布の裏に型紙を置き、鉛筆で印を付けます。サンドペーパーを貼った裁ち台の上で印付けをすると布が動きにくくなります。
縫い代は0.7cm位が目安です。縫い代の印は付けずに目分量で測って裁ちます。
対称形ではないピースは型紙を裏返して印付けをする。