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「サツマイモ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

「サツマイモ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)

ほくほくしていて甘さがある野菜といえばサツマイモ!赤ちゃんの離乳食や、子供の手軽なおやつなど、幅広い世代に愛される代表的な秋野菜の王様です。ここでは、家庭菜園の基礎情報として、種まきの時期などの基本情報、育て方、収穫について解説します。

perm_media 《画像ギャラリー》「サツマイモ」の育て方・栽培のコツ(家庭菜園)の画像をチェック! navigate_next

なるべく夕方を選び、苗を土にさすようにして植えます。葉4~5枚の苗なら、苗の切り口が深さ5cmぐらいになるよう斜めに、苗についた葉の先端が土からわずかにのどく程度に植えます。

※苗の植えつけは方は、水平植え、斜め植えなどがありますが、苗の長さによって決めます。

★植えつけは遅れないように
植えつけの適期は4~6月、遅くとも6月中旬までに植えます。サツマイモは、5月に植えても7月に植えても作れますが、味が違ってきます。
5月植えの方がはるかに美味しく、7月植えでは、水っぽくなってしまいます。植えつけは遅れないようにしましょう。

7. 水をやる

植え終わったら、苗の切り口に水がしみこむぐらい、苗のところにだけたっぷり水をかけます。

8. 発根

4~5日で発根します。発根すると、つるがゆっくりのびてきます。

9. 早めに除草する

つるが茂ってくるまでに雑草が生えるので、早めに取り除きます。フィルムマルチングをすると、雑草も生えず、地温も上がるので、効果的です。

10 肥料を追加する

生育の状況をみて肥料を追加します。これを追肥といいます。サツマイモは、肥料をやりすぎると、つるボケといって、つるばかり茂ってイモがつかないので、追肥は控えめに。

★追肥のコツ
葉が黄色がかかって、茎も細くのびも悪いようなら、チッソ肥料を追肥しますが、あまり早くやってはいけません。根元の土を掘ってみて、根がイモになりはじめ、指ぐらい大きさになっていて、ツルも細いようなら、硫安などのチッソ肥料をほんの少し施します。
葉に肥料がかかると葉が傷むので、葉にかからないよう注意します。
葉の色がよくつるも大きいのに、掘ってみて、根がイモの形をしていないときは、そのままではツルぼけになってしまうので、カリ肥料を追肥します。追肥は灰があれば一番よく、なければ硫酸カリなどのカリ肥料を使います。
灰の場合は、なるべく多く、硫酸カリの場合は軽くひとつかみを2mの長さにうねの横にまきます。

★うねの作り方でイモは長くも丸くもできる
サツマイモは、うねの作り方次第で、イモを長くすることもできるし、丸くすることもできます。堆肥までの距離が長いと、イモも長くなります。逆に、堆肥までの距離が短いと、イモも短く丸くなります。

11. 収穫の目安

10~11月頃が収穫適期です。つるのつけ根をみて、茎が太くなっていれば、イモは太っています。葉がところどころ紫色になっていれば、おいしいイモが取れます。

12. 収穫する

まず茎や葉を取り除きます。次に、イモを傷つけないように、根から少し離れたところを掘り起こします。

★9月によく太る
サツマイモは熱帯性の植物ですが、ただ暑ければよいのでなく、昼間は暑くても夜は気温が下がってくれる方がイモはよく太ります。このため、イモは8月中はなかなか太りませんが、9月になって夜気温が下がるようになると、どんどん太ってきます。

サツマイモの美味しい食べ方

家庭菜園の良いところは、収穫してすぐに食べられること!単純にふかして食べると、素材の味がストレートに感じられるのでおすすめです。
お料理にも使えますが、おやつとしてスイートポテトを作るのもいいですね♪

家庭菜園のレシピをもっと見たい方におすすめ!

「1年中楽しめる家庭菜園 野菜作り百科」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの野菜作りのレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。

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