
必要な材料・道具
【材料】
・クリスタルレジン:A剤とB剤を混ぜて使います。
・UVレジン:紫外線を浴びると硬化する液体樹脂。
・[果物]いちご3個、キウイフルーツ1個、オレンジ1個、みかん1個、レモン1個

【道具】
・スケール:クリスタルレジンの重さを計ります。
・ゴム手袋:レジンが手につかないように着用します。
・マスク:レジン作業のときに使います。
・平筆:レジン液を塗り広げるときに使用します。大小あると便利。
・ニッパー(ネイル用):レジンのバリを切り取ります。
・押し花シート:フルーツを挟んで乾燥させます。厚紙と薄紙がセットです。
・エンボスヒーター:レジン液を温めるときに使用します。
・カッター(スクラップ用):カメラの穴をあけるときに使います。
・はさみ&ピンセット:押しフルーツをカットしたり、ケースにのせるときに使用します。
・マスキングテープ:スマホケースの側面を覆います。
・UVライト:UVレジン液を硬化させます。
・ナイフ・スライサー:オレンジやレモン、キウイフルーツを切るときに使います。
・爪楊枝:いちごの位置を調整するときに使用します。

押しフルーツの作り方
1. キウイフルーツをスライサーで皮ごと薄くスライスします。

2. いちごは縦半分に切って、果肉を少し残して中身をくり抜きます。ヘタは捨てずにとっておきます。残りはナイフで薄切りにします。

3. オレンジをナイフで皮ごと薄く、均等にスライスします。

4. みかん、レモンも同様にナイフで薄く切ります。

5. 押し花シートに十分に間隔をあけて1を並べ、その上に新しい押し花シートを重ねて乾燥させます。水分でシートが濡れたら交換しましょう。

6. くり抜いたいちごは、中にティッシュを詰めて、押し花シートの上に断面を下にして並べます。ヘタも一緒に乾燥させます。1日経ったら中のティッシュは取りましょう。

7. ほかの果物も同様に押し花シートに並べて乾燥させます。夏場はカビが生えやすいのでこまめにシートを交換しましょう。

8. 約1週間で水分はなくなります。シートに水分がにじまなくなったら、押しフルーツの完成です。

スマートフォンケースの作り方
★仕上がりサイズ:縦13.5㎝×横6.5㎝×厚さ1㎝
1. スマホケースの縦の側面を、マスキングテープで覆います。

2. 手袋をはめます。押しフルーツのみかんのキレイな断面を表とし、裏にレジンを塗って1に置きます。ライトをあてて15秒ほど硬化させます。

3. はさみで半分にカットしたみかんにレジンを塗り、ケースに置きます。空気を抜きながら、指でおさえて重ねます。みかんが側面にはみ出ないように高さを合わせましょう。

4. 重なって浮いているところは、すき間からレジンを塗って指でおさえ、15秒ほど硬化させます。

5. ケースに合わせて、はさみでキウイフルーツを切り、レジンを塗って15秒ほど硬化させます。

6. カメラ穴の周りは、ケースに直接レジンを塗り、いちごを置いて15秒ほど硬化させます。

7 バランスを見て、残りのオレンジ、レモン、キウイフルーツ、いちごを置き、レジンでそれぞれ15秒ずつ硬化させます。

8 カメラ穴の輪郭部分にレジンを塗り、15秒ほど硬化させて補強したらカッターで切り取ります。

9. はみ出たレジンのバリをニッパーで切り取ります。

10. カビ防止のため、果物が見えている部分はすべてレジンで覆います。フチにレジンを塗り広げて、ティッシュを指に巻き、軽く押しつけながら形を整えます。1分硬化させます。

11. 平筆を使って、ケース全体にレジンを塗り広げ、そのつど1分硬化させます。これを3回繰り返します。

12. カメラ穴の周りをやすりで削り、レジンを塗って全体が完全に固まるまで、3分ほど硬化させます。

13. マスキングテープをはがし、フチやバリをやすりで処理して完成です。

仕上げはレジン3回!きれいに仕上げるコツは、最後にレジンを重ね塗りすること。1回めは平筆で低いところを中心に塗り、2回めは高さを合わせるように、低いところを埋めていきます。3回めは全体に塗って仕上げのコーティングです。そのつど1分硬化してください。
「ハンドメイド工作」のレシピをもっと見たい方におすすめ!
「ハンドメイド日和 Vol.8」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんのハンドメイドの工作レシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。
