扱いに注意が必要な素材~畳へり&ビニールコーティング~
今号で使用している畳へりやビニールコーティング素材は、扱いにちょっぴり注意が必要です。
とはいえ、難しいことはありません。ポイントを押さえて作品作りを楽しみましょう!
【仮止めはクリップ&両面テープ】
張りや厚みがあったり、特にビニールは穴が空いてしまったり・・・まち針で仮止めしづらい素材は便利グッズを使って仮止め。
【アイロンNG】
畳へりもビニールコーティングも、熱に弱い素材のため、アイロンがけはNG。折り目付けや縫い代割りは、へらorコロコロオープナーを使って。
【滑りを良くする便利アイテム】
ミシンの針板や押さえに、ビニールが張り付いて縫いづらい!! 仮止めのテープで針がベタつく!!そんな時に役立つアイテムを紹介します。
ビニールを縫う時、余り布などにシリコン剤をスプレーしてからミシンの針板などを拭いて、滑りを良くします。
針のべたつきは、糸切れや目とびの原因になります。針がベタベタした時は、シリコン剤をハギレに付けて拭き取ります。
シリコン剤
スプレー、リキッド、ペンタイプなどの形状があります。
ファスナーの長さ調整方法
●フラットニットファスナー
上止めから必要な長さを測り、印の位置をミシンで2~3回縫い、下止めにします。台布を縫った位置から1.5cm先でカットします。
●コイルファスナー
01 上止めから必要な長さを測り、印を入れます。印の位置におもて側から、下止めのツメを刺します。
<使う部品>
上止め



