
コケとは
コケ(苔)は、湿った地面や岩などに、はえつくばるようにして成長する、葉緑体を持つ植物の一種です。
一般的に「コケ植物」と呼ばれるグループの総称です。
地衣類とは、地表の全体を覆っていく高さのごく低い植物の総称で、グランドカバー(下草)の一種です。
和風の庭の地衣類でもっとも美しいのは、京都の日本庭園に多く見られるコケ類、特にスギゴケです。ただし、コケ類は気候風土を選ぶため、乾燥する土地や都会などでは生育が困難なので、注意が必要です。
スナゴケ

葉に透明尖が発達した形状で、日当たりの良い岩状の土上に生育しています。
シノブゴケ

細かな枝葉の分かれた形状が美しく、茎の長さは20cmにもなります。
カモジゴケ

葉の上部が細い溝状で、乾くと鎌のような形に曲がるのが特徴です。
フデゴケ

基部から針状に伸びた葉の形状が特徴です。葉は乾いても縮れません。
ハイゴケ

葉の上半部が強く鎌状に曲がり非対称な形状。日当たりの良い場所に生育します。
コケの庭の施工手順
①施工前。