MENU
ぬくもりは、ハンドメイドや手作り実用書の出版社「ブティック社」のレシピを厳選して無料で公開しています。折り紙、工作、刺繍、パッチワーク、家庭菜園、園芸、DIYなど多ジャンルで展開中です。
家庭菜園におすすめ!簡単「ストチュウ水」の作り方

家庭菜園におすすめ!簡単「ストチュウ水」の作り方

家庭菜園好きなら知っておきたい「ストチュウ水」について、その効果や、簡単に手づくりする方法を、写真付きで丁寧に解説します。葉面散布して生育促進しましょう!

perm_media 《画像ギャラリー》家庭菜園におすすめ!簡単「ストチュウ水」の作り方の画像をチェック! navigate_next

01 酢、焼酎、木酢液が効く

野菜は水道水よりも雨が好き、ストチュウ水は雨の代用

ストチュウ水とは、長野県長野市で自然菜園スクールを主宰する、竹内孝功さんが推奨する、

野菜への水やりの際に与えるスペシャルな水のことです。


「ひと雨降ったあとの畑を眺めると、野菜の葉がキラキラと輝き、とても元気そうな印象を受けます。野菜の生長に水は欠かせないものですが、経験上、水道水を与えても野菜はそれほどにはよろこんでくれません。
水道水と雨には何か決定的な違いがあると思っています。たとえば雷の多い年はイネが豊作になることが知られていますが、実際、雷を伴う雨の中は窒素含有量が多いことがわかっています」と竹内さん。

そこで、水道水に代わるものとして竹内さんが考案したのが、酢、焼酎、木酢液をほんの少量ずつ水にたらしたストチュウ水です。

「ストチュウ水はいわば“人工の雨”です。私は、ビニールハウスで育苗をしています。そのため苗には雨がかかりません。
育苗中はほぼ毎朝水やりをしますが、水道水ではなく、ストチュウ水を与えると、病気にも強く、苗の生育が明らかによくなることがわかりました。
その後、酢、焼酎、木酢液の配分をいろいろ変えて試行錯誤をして落ち着いたのが、現在私が育苗や畑の野菜づくりに利用している混合配分のストチュウ水です。野菜の葉にかかる水はとても重要です」と、竹内さん。

野菜は根からだけでなく葉からも養水分を吸う

野菜が養水分を吸うのは根からだけではありません。
雨やストチュウ水が野菜の葉にかかると、水分や含まれる成分の一部は、葉面から直接吸われて、野菜に利用されます。

陸上に生き物が進出する以前の太古の時代、生物の生息圏は紫外線を避けられる海の中でした。シアノバクテリアや植物など、光合成をする生き物が海中に増えると酸素が大量につくり出されました。そのおかげでオゾン層が形成されると有害な紫外線が遮られて、植物を含めて生物は陸上に進出できるようになりました。

植物はもともと海中にいたときには体全体から養分を吸っていましたが、地上に土ができてくる過程で根を発達させ、共生微生物を獲得して根から養分を吸収するようになりました。根からの吸収がメインですが、今でも植物には葉面から養分を吸収する能力が残っています。

「ストチュウ水を定期的に葉面散布すると、野菜は病害虫に強い健康体質に変わります。また、根が弱っていて養分吸収が悪いときでも、葉面からの直接吸収により野菜のトラブルは速やかに改善され、極度の乾燥、低温や長雨で生育不良の野菜の元気回復にも、ストチュウ水が有効です」と竹内さん。

■ストチュウ水の原液を水で約1000倍に薄めて利用します。

■野菜の葉にたっぷり散布します。

02 ストチュウ水のつくり方

醸造酢、焼酎、木酢液を混ぜストチュウ水の原液をつくる
ストチュウ水(原液)のつくり方はいたって簡単です。醸造酢、焼酎、木酢液(または竹酢液)を同量ずつ混ぜるだけです。

葉面散布をする度に、ジョウロの水に醸造酢、焼酎、木酢液を少量ずつ入れても構いませんが、原液をあらかじめつくっておけば便利です。

*材料

・醸造酢………300ml
・焼酎…………300ml
・木酢液………300ml

●醸造酢は、穀物酢、果実酢などを利用。
●焼酎は安価なアルコール度数25度程度の甲類焼酎で構わない。
●木酢液のほか、竹酢液でもよい。
●保存用に1Lのペットボトルを用意。

*作り方

3種の材料を同量ずつ混ぜる
3種の材料を同量ずつ混ぜたらよいので、1Lのペットボトルを保存容器として利用するなら、それぞれ300mlずつを量って合わせます。
何度かボトルを振って混ぜたらストチュウ原液のできあがりです。

*保管方法

つくった原液はペットボトルで保管
キャップを締めて冷暗所で保管し、ワンシーズンを目安に使い切りましょう。
後述の通り、水で薄めて葉面散布に使いますから、900mlの原液があれば、7Lのジョウロなら40回以上利用できます。

1
この記事のライター
関連記事
和風の庭は、純和風の庭と和モダンの庭に大きく分けられます。伝統的な日本建築に合う純和風の庭、現代建築にも調和する和モダンの庭。それぞれ門まわりや庭のデザイン、使う素材や施工法も異なります。ここではその違いを分かりやすく解説します。
229views 園芸レシピ
更新: 2023-01-28 12:00:00
家庭菜園をするときに知っておきたい専門用語を、分かりやすく解説していきます。ここでは植物に活力を与える成分を含んだ資材「植物活力剤」について、おすすめの「天恵緑汁」の詳細や作り方を知ることができます。
257views 園芸レシピ
更新: 2023-01-14 12:00:00
樹木を増やして楽しむ「とり木」とは、枝につけたまま苗木を育てることです。枝の一部に傷をつけて発根させる方法で、多くの樹木でできる、失敗が少ない増やし方のひとつです。ここではとり木にふさわしい植物一覧を分かりやすくまとめました。
921views 園芸レシピ
更新: 2022-12-11 12:00:00
繁殖力おう盛で野性的なハーブは、チーズやトマトとの相性がよく、イタリアンには欠かせません。オレガノはミントに似た芳香でドライにするとさらに風味がアップします。ここではオレガノの育て方やおすすめレシピを解説していきます。
306views 園芸レシピ
更新: 2022-12-08 15:06:49
家庭菜園で作った生姜を使って、美味しい料理を作りましょう!酸味とコクがある、本格風カレーです。彩りに、パプリカや万能ねぎをトッピングしても。生姜の育て方や、魅力は、それぞれ別記事で紹介しているので参考にしてください。
325views 園芸レシピ
更新: 2022-12-27 00:58:40
最新記事
お部屋に飾りたくなる四季の花キルトの中から、秋から冬のシーズンにおすすめの作品をご紹介。風合いのある木綿地に、梅の花は刺しゅうとフェルトで表現しました。花や枝を揺らす風のようなキルティングが花を美しく見せてくれます。
更新: 2023-02-06 12:00:00
簡単に作ることができて、見た目もとっても可愛いお手紙の折り方です。手紙の上にもう1つミニレターを付けちゃいました。ここでは包装紙の裏にメッセージを書いて折りましたが、どんな紙でもOK!雑誌のお気に入りのページを使っても良いですね!
更新: 2023-02-05 12:00:00
洋裁でよく使う用語を五十音順にご紹介します。裁縫初心者さんも、ベテランの方も、製作中にふとわからない言葉が出てきたら参考にして下さい。
更新: 2023-02-04 12:00:00
おままごとあそびにぴったりなフライパンとフライ返しを、折り紙で作りましょう。銀色の折り紙を使えば、より本物らしい仕上がりに!そのまま飾っておくだけでもとっても可愛いですよ!
更新: 2023-02-03 12:00:00
大柄プリントが映えるたっぷりマチつきポーチ。トリミングのテープの色合わせもセンスの見せどころです。定番の使いやすい形なので、普段持ち歩くカバンに入れて、たくさん活用してください!
更新: 2023-02-02 12:00:00
boutique-sha_banner
btq_onlineshop_banner

ぬくもりのオススメ

orgami
disney_banner

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt

楽しい!手芸の本がいっぱい!

get_app
ダウンロードする
キャンセル