三重県熊野市に産する光沢のある純黒色の砂利。大きさは3~10cm程度。写真は坪庭の床面に敷いた那智黒砂利。写真提供=(有)庭樹園
南部砂利
京都府南部地方に産する赤茶色の丸みがある砂利。写真は御影石の延石と南部砂利敷き。青い砂利は那智黒砂利。写真提供=(株)四季 サンリブ
化粧砂利
砂利の一種で、表面に着色・塗装・研磨・切削など意匠上有効な仕上げをしたもの。写真は化粧砂利で水の流れを表現した和庭。写真提供=植忠
豆砂利
径10mm以下程度の粒径の砂利。写真は木曽石の土留の犬走りに豆砂利の洗い出し仕上げを施工したもの。写真提供=吉村造園土木(株)
6.「水鉢」
水鉢とは手水鉢の別称で、茶庭で手や口を清める手水を使うための、水を入れておく器のことです。
大部分は石でつくられていますが、金属製・陶器製・木製のものもあります。
底の浅い平らな陶製または金属製の花器を水盤ともいいます。
既製品のほか、廃物となった石臼などを水鉢として再利用することもできます。
■縁側前に水盤と景石で水場のしつらい。写真提供=ソーマオリジナルガーデン(株)筑波ランドスケープ
■水盤のような水鉢。写真提供=(株)安行庭苑
■信楽焼きの大型水鉢。写真提供=(株)四季 サンリブ
■和モダンの小庭のシンプルな水鉢。写真提供=direct和