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タマネギ・ラッキョウ・エシャレットの栽培のコツ|家庭菜園

タマネギ・ラッキョウ・エシャレットの栽培のコツ|家庭菜園

栽培の「困った!」に名人がズバリ回答します。秋に苗づくりが始まるタマネギ、同じ頃にタネ球を植える、ラッキョウ、エシャレットについて、おいしい収穫を目指し、栽培のコツを解説していきます。

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田村さんの農園で生育中のラッキョウ。深植えをして、エシャレットとラッキョウを時間差で収穫している。「栽培中はこまめに株間の草取りをしています。お世話はそのくらいです」

ラッキョウのタネ球を指でつまんで土の中に挿し込んで植えつける。挿し込んだ手の跡には土を入れて埋め戻す。編集部の畑でのラッキョウづくり。

Q5:エシャレットが辛い……おいしくつくるには?

*質問

エシャレットをつくりました。収穫してみたら辛くて辛くて……とても生では食べられません。どうしてでしょうか?

*回答【田村さん】

収穫が遅れたためだと思われます。ラッキョウに近づいて、生では食べられない辛さになります。

エシャレットとラッキョウは同じものです。9月にタネ球を植え、5月に掘り上げて食べるのがエシャレット。そのまま畑に残して育てて6月半ばに掘り上げたものがラッキョウです。
ホームセンターに行くと、エシャレットとして売っている袋と、ラッキョウとして売っている袋があり、なぜか値段が違います。エシャレットのタネ球の方が高かったりするので、“おやっ?”と思ってしまいます。同じものなので、私なら安い方を買います。
一度買えば、ニンニクと一緒で、収穫したタネ球を取っておき、9月にまた植えられます。
私の農園では出荷をしているため、お客様にウケが悪い超大粒のラッキョウが残るので、これを保存して翌年用のタネ球にしています。エシャレットとしておいしく食べるなら、収穫時期を遅らせないことです。私の農園では、土寄せの手間を省くためにラッキョウのタネ球を深植えしていますが、そのうちの何割かを5月にエシャレットとして収穫・出荷します。深く植えておくおかげで、食べる部分が細長く伸びますから、食べごたえのあるエシャレットが収穫できます。深植えのメリットです。

肥料なしで育てると味のいいラッキョウになる

それから、エシャレットもラッキョウも、肥料を与えないで育てると、えぐみや嫌な辛さがなくて、さわやかで味わいのあるものになるようです。
栽培にあたっては、水はけをよくしておくことが第一です。腐ると相当臭いです。ひとつ腐ると、ほかの株に臭いが移ります。ラッキョウは収穫時期が遅れると腐れが出てくるので、高めの畝をつくっておくと安心です。
栽培中のメンテナンスは、除草くらいです。1か所からたくさんの葉が出ているように見えますが、分げつした1球につながっている葉は2~3本です。すべての葉に、風と日光が当たるよう、草が生えたらこまめに取って生育を促しましょう。

*回答【田中さん】

2~3球まとめ植えすると、細めのエシャレットがたくさん採れます。辛さは気にならず、おいしいです。

私は、ラッキョウを育てている畝から、5月にその一部を早掘りしてエシャレットとして楽しんでいます。
細いエシャレットをたくさん食べたいので、ラッキョウのタネ球を植える際、エシャレット用として、小さめのタネ球を2~3個まとめ植えしておきます。
なお、1球で植えると分げつが少なくなり、粒の大きいラッキョウが採れます。
1球植えもまとめ植えも、5~10cmの深さに植えています。こうすると栽培途中の土寄せは不要です。こうして毎年5月においしいエシャレットを収穫しています。
エシャレットは細いものの方が食べやすくておいしいと思います。太いものはどうも辛味を感じます。

5月に収穫するとエシャレットとして生でおいしく食べられる。

6月になるとプックリまるくなり、ラッキョウとして収穫。

野菜作りにまつわる情報をもっと知りたい方におすすめ!

「野菜だより2021年9月号」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんの家庭菜園のレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。

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