水彩絵の具、こんなときどうする?
ここでは、水彩絵の具を使うときに知っておくと便利な情報をご紹介します!
*きれいな塗り方のコツ
水彩絵の具でスケッチを描く時には、塗る順番がポイントです!塗る時には、絵の主役から塗るのではなく、薄くて広い面からを塗って行くようにします。こうする事で、薄い色から濃い色を塗っていくことができ、自然に絵に奥行きが出て、美しく仕上がるのでおすすめです。
*水彩絵の具の落とし方
水彩絵の具で遊んでして、うっかり服に付いてしまうこともありますよね。そんな時に上手に汚れを落とせる方法をご紹介します!
■用意するもの:
酸素系漂白剤、重曹、ティッシュ、タオル、熱いお湯
■方法:
①酸素系漂白剤と重曹を1:1で混ぜる。※シミを覆える量で十分。服や柄を傷めないように必ず酸素系の漂白剤を使用して下さい。
②タオルを裏に当てて、①のペーストをまんべんなく塗る。※落ちた汚れが裏うつりしないように、必ずタオルを挟みましょう。
③数分後、ティッシュで叩いて汚れを落とす。
④熱いお湯で流す。
火傷には十分気を付けてください。裏側から熱いシャワーをかけて押し出すのも効果的です。
⑤お湯が冷めるまで、そのままつけおきする。
⑥汚れの落ち具合を確認し、普通に洗濯する。
汚れ落ちが悪かった時は、①~⑤を繰り返してみてください。
アルコールは絵の具を浮かせて落としやすくする効果があるので、用意しておくと便利です。汚れが落ちにくい場合にもおすすめです。シミが広がらない様に、そっと優しく塗るようにしましょう。
安心して遊べるように、汚れてもいい格好と環境を整えてから作業を始めるようにしましょう!
*早く乾かす方法
水彩絵の具は、水分が蒸発する事で固まります。そのため、ドライヤーや扇風機を使って風を送ることで、乾きが早くなります。また、室内の温度や湿度によっても、乾くスピードが変わります。湿度が高すぎると乾きにくく、温度が低すぎると塗膜になりにくくなります。
この他にも、水をよく吸収するものに描くと乾きも早くなります。例えば、キャンバスよりも普通の紙の方が乾きやすいですし、紙でも水をはじくものは、より乾燥に時間がかかりますので、十分に余裕を持って作業をしましょう。
絵の具は厚塗りする程、乾燥に時間がかかるので、薄く描くと早く乾きますよ!
「ぬくもり」で紹介している水彩絵の具を使ったレシピ
ぬくもりでは、水彩絵の具を使用した作品を多数ご紹介しています。その中から厳選した、簡単な作品の作り方をご紹介します。画用紙に塗るだけではない!ひと味違う水彩絵の具の活用方法をお楽しみください♪
「ペーパーナプキンのフラワーリース」の作り方
ペーパーナプキンを水彩絵の具で染めてお花を作り、ナチュラルで優しい色味のリースにしましょう!花びら1枚1枚がとても繊細で、軽やかな印象に仕上がっています。
ペーパーナプキンならではの、やわらかな素材感も魅力で、好きな色に染めるなど、アレンジをしても楽しい作品です。混ぜる絵の具の量でも、違った雰囲気を味わえます。
「ミニチュアフード ロールケーキタワー」の作り方
ケーキが飾られた街のスイーツショップをテーマにして、作品を作ってみましょう!ワンホールのケーキやタルトなど…うっとりしてしまうほどリアルでかわいいお菓子たちの中から、可愛さ抜群のロールケーキタワーの作り方をご紹介します。
このロールケーキは、樹脂粘土に水彩絵の具を混ぜて作っています。絵の具を粘土に混ぜると、色を忠実に再現ることができ、ハンドメイドではよく活用されています。