はじめに
レース編みを始めてみたいけど、レース糸の種類がありすぎて何を選んでいいのかわからないとお悩みではありませんか?
レース糸は種類が豊富な分、選ぶ糸によって作品の表情が大きく変わってきます。糸の特徴を押さえておくことで、自分がどんなレース糸を選べばいいかがスムーズに判断できるようになりますよ♪
こちらでは、レース糸の種類や選び方、おすすめの商品などをご紹介していきます。
ぬくもりで掲載されているレース糸を使ったレシピも最後に載せているので、レース編みにチャレンジしてみたい方はそちらもぜひご覧になってみてください♪
レース糸の選び方(ポイント・コツ)
ここからは、実際にレース糸を選ぶポイントをお伝えしていきます!
*作る作品に合わせて糸の太さを選ぶ!
レース糸には様々な太さの糸があり、「○○番手」や「♯○○」で糸の太さを表します。ラインナップは20番、40番、80番、100番の4種類が一般的です。数が小さい方が太い糸で、数が大きくなるにつれてレース糸のサイズは細くなります。
初心者の方には、適度に太さのある20番か40番の糸がおすすめです。立体的な作品や、バッグやウェアなどの大物の制作にも向いています。繊細な雑貨や、華奢なレース編みを作成したいときは、より糸の細い80番や100番を使用しましょう♪
*完成品をイメージして素材を選ぶ!
扱う素材によって、作品の表情もかなり変わってきます。
レース糸に一番多く使われる綿素材は、伸縮性があり編みやすいのが特徴。手触りも柔らかく丈夫で扱いやすいため、初めてレース編みをされる方にはぴったりです。
絹素材は、高級感のある光沢と滑らかな手触りが魅力です。肌触りがとても良いので、ストールなどの制作にもおすすめ!綿素材に比べると少し値は張りますが、その分特別な日のプレゼントに選ばれる方も多い素材ですよ♪
麻素材は、少し毛羽立ちのある、ナチュラル素材の糸です。繊維が丈夫なので、強度のある作品に仕上がります。他にも、シルクに似た化学繊維のレーヨンや、ラメ入りの糸、かすり染めの糸などがあります。
*糸の撚り方に注目する
レース糸は、細い繊維を何本も束ねて撚り合わせて作ります。強く撚られたれた糸は耐久性があり、模様がはっきりと出るのが特徴です。逆に作品を柔らかい雰囲気に仕上げたいときは、撚りが甘いレース糸を選ぶと良いでしょう。
仕上げたい表情に合わせて色々と糸を選ぶことができるのはハンドメイドの醍醐味です♪
おすすめのレース糸・道具
『オリムパス 金票レース糸40番50g 白』
半世紀以上に渡ってレース編みの愛好家に愛され続けている、オリムパスの定番商品です!最高級のエジプト綿を使用しているので非常に滑らかな。絹のような光沢と、ほどよい張り感があるので、仕上がりも綺麗です。
糸滑りがいいので、手に負担がかかりにくく長時間編んでも疲れません。繊細なモチーフから、ショールやウェアなどの大物までマルチにお使いいただけます♪
『オリムパス レース糸 エミーグランデ 100g玉巻 804』
こちらも、上質なエジプト綿を使用したオリムパスのロングセラー商品です。独特の美しい光沢感と滑りの良さが特徴で、非常に編みやすい糸です。
色展開も豊富で発色もいいので、花や葉っぱなどのモチーフ編みにもおすすめ。小物から大物まで幅広いジャンルでお使いいただけます。
オリムパスのオリジナルのサイズ展開で、かぎ針の0〜2号が対象です。