*新陳代謝させて育てよう
古葉や伸びた枝は生長期の春から夏に剪定し、新陳代謝を促します。剪定せずに育てると、新芽が出づらくなったり樹形が乱れたりして不格好になります。剪定で樹形を整え、良い新芽を出してあげることがポイント。
テーブルサイズの植物を選ぼう
小型の植物は大型の植物に比べ、独特なフォルムのものを選んでもインテリアに馴染みやすい利点があります。ですが、鉢が小さいということは植物にとって過酷な条件になりがちです。
細やかなお世話が長く楽しむための秘訣となります。
*どんな植物があるの?
テーブルサイズの植物は種類が豊富です。定番の品種から、手に入りにくい珍しい品種、面白いフォルムのものなど手軽に楽しめます。
ガジュマルやプミラなどのフィカス類や、クロトンやシェフレラ、パキラの他、コンシンネなどのドラセナ類が木本類でよく見られる品種です。草本類ではポトスやペペロミア、カラテアなどが人気です。
多肉植物では、サボテンやサンスベリア、ハオルチア、ユーフォルビアを始めとする個性的な品種が多いです。多肉系は品種量がとにかく多いので少しずつコレクションして集めてもよいですね。
個性的な葉の柄やフォルムであってもそもそも小さいサイズなので、インテリアとしても思い切ってチャレンジできるのが魅力です。
また、このサイズは種から発芽させた実生苗が流通していることも。
実生苗はその植物の個性が色濃く出て強健に育ちます。
*小さい植物がすくすく育つには
まずは株元が硬く太い個体を選びましょう。テーブルサイズの小鉢は人間で言うとまだ子供です。大きなサイズに比べると体力がないので、できるだけ良い株を選びます。こまめに観察し、状態変化を見逃さないこともポイントです。
*育てるとき、こんなことに注意
小鉢は土が乾きやすいので水切れに注意します。棚の上や吊り鉢など水やりが手間になりそうな場所には乾燥を好む品種を、キッチンや洗面所など水回りで水やりがしやすい場所には水を好む品種を置くと管理しやすいですよ。
多肉植物を選ぼう
多肉植物の特性から、鉢以外にもマグカップや深いお皿などに植え付けることができるので、インテリアで飾るにはぴったり。また大きさや姿は多種多様。控えめなものもあれば存在感抜群のものもあります。
レアな品種もあるので、コレクションするなんて楽しみ方も。
*そもそも多肉ってなに?
茎や葉に水を貯めることができる植物を多肉植物と呼んでいます。「多肉=水分が多い」という意味で、茎葉が肉厚でぷっくりしているのが特徴です。雨季と乾季がはっきりしているところで育つものが多く、雨の少ない乾季を生き抜くために体中に水分を蓄えられるようになったと考えられています。水やりの頻度が少なく育てやすい植物として人気です。
多肉植物は「サボテン」と「その他の多肉植物」で区別されることが多く、サボテンは小型タイプのものがホームセンターや雑貨店などでよく見られます。大型種もトゲなしの柱状の品種や球状の属などさまざまです。
その他の多肉植物の中には、アロエやエケベリアなどがありますが、それ以外にも科や品種がとても多く、いろんな見た目の多肉植物が売られています。
日々園芸品種が作出されていて、コレクターが多い植物です。