「アップリケ」とは、布をまつり付けることで、主にたてまつりで縫い付けます。
あまり縫い目が出ない方が綺麗に仕上がるアップリケには、より細くシャープな針が向いています。こちらの針は、布通りがいいように針先が研磨加工されていて、細かく美しく縫える針になっています。長さも2種類を使い分けることができます。
しつけ掛け用「Clover キルトしつけ針」
「しつけ掛け」とは、表布、キルト芯、裏布の3枚を重ねて、キルティングするときにずれないように、しつけ糸で仮縫いしておくことです。
しつけ掛けには太く長いくけ針を使います。くけ針とは、縫い目の糸が表から見えないように縫うとき(くけ縫い)に最適な長い針です。こちらは、しつけ掛け専用の2種類の針が5本ずつ入っているので、作品に合わせて使用できます。
キルト芯
生地に貼り付けたり挟むことで、キルティング特有のふっくらとした厚みを作れるキルト芯は、キルト綿と呼ばれることもある中綿のことです。
今回は定番のドミット芯と、片面に接着剤の付いた初心者でも使いやすいキルト芯をご紹介します。
「バイリーン ドミットタイプ キルト芯 厚手 96cm×100cm 」
ドミット芯と呼ばれるこちらはキルト芯の定番で、綿と裏打ち材の2層が一体になっています。キルトならではの立体感と美しいキルトラインを表現するのに欠かせません。
また、作業していてもヨレが少なく、針通しもいいので、正確なキルティングをすることができます。完成後は型崩れしにくいのでおすすめです。この厚手タイプは、クッションやタペストリー、ベッドカバー、ハワイアンキルトなどに向いています。
「バイリーン 片面のりつき 接着キルト芯 ハード 100cm×100cm」
こちらは、片面にのりがついたハードタイプのキルト綿です。アイロンを使って生地に接着できるので、しつけの手間を省くことができて作業効率が上がります。
ハードタイプは主に、トートバックやポーチ、アクセサリーケースなどの小物に向いていて、すっきり美しく仕上がります。ランチョンマットなどに使うソフトタイプもあるので、作品に合わせてキルト芯も使い分けて下さい。