どちらも、超ミニ盆栽を植えつけるときに使います。身近にあるものですが、いざというときに不足しないよう入手しておきましょう。
*ミズゴケ
鉢の土を覆うのに使う。ミズゴケには、土がこぼれたり乾燥したりするのを防ぐふたの役目がある。ホームセンターや100円ショップで入手できる。
*苔
苔は土を覆ったミズゴケの上に植えつける。見栄えがよくなるほか、水の管理がうまくいっているかどうかのめやすにもなります。
鉢
小さな鉢はとてもかわいらしく、鉢を探すのも盆栽の楽しみに。いろいろな形や色柄のものがあります。
気に入りの鉢を見つけよう!
本来の盆栽では、鉢は作品の一部です。樹木と鉢が調和したものがよいとされ、樹種や樹形に合わせて材質や形など、さまざまな鉢が使われます。
大きな盆栽と同様に小さな盆栽用にも、「豆鉢」などと呼ばれる鉢がありますが、身近なところでは手に入りにくいかもしれません。
超ミニ盆栽をつくるときには、盆栽用にこだわらず、小さな器を使うなどして自分のセンスで自由に選んでもよいでしょう。
*鉢作家の一点もの
ホームページなどで、豆鉢をつくる陶芸作家を探してみましょう。一点ものなので少々高価なものもありますが、小さくても本格的で素敵なものがそろいます。
*機械製作の鉢
シンプルなつくりではありますが、安価で手に入りやすいのがこの鉢です。盆栽店で扱っているところがあるほか、盆栽まつりなどのイベントで販売されていることもあります。
*珍しい鉢
小さな盆栽について見たり調べたりしていると、瓦形のものや、本の形をしたものなど、珍しい鉢に出会えることもあります。お気に入りを見つけたら、入手しておきましょう。