■【著者】 鈴木孝美さん http://www.3d-artcard.com/
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※有料のお教室やイベントでは、掲載されている図案を、無断で使わないようお願いいたします。
パーツの作り方
図案を写した紙(型紙)は、本をコピーするか、トレーシングペーパーなどの薄い紙を図案の上に置いて、えんぴつなどで写して作ります。
①図案を写した紙(型紙)と、指定のサイズに切った紙を用意します。
②型紙を裏返し、紙を、透けて見えている図案に合わせてドラフティングテープで固定します。
③表に返し、切り線に沿って型紙ごと切っていきます。内側に切り抜く部分や鉄筆などで筋を入れる指示があるパーツは、切り抜きや筋を入れてから輪郭を切ります。
④型紙を切りやすい方向に回転させながら切ります。
➄鋭角の部分は、一度カッターを抜いて紙を切りやすい方向に回転させ、再度カッターを入れて切ります。
⑥できあがり。
内側台紙を切る立体の作り方
①図案を写した紙(型紙)と、指定のサイズに切った紙を用意します。
②型紙を裏返し、紙を、透けて見えている図案に合わせてドラフティングテープで固定します。
③表に返し、切り線に定規をあててカッターで切ります。切り線は太線になっています。
④山折り線に定規をあてて鉄筆で筋を入れます。
➄谷折り線の両端に鉄筆でちいさな穴を開けます。
⑥裏返して➄で開けた穴を確認し、穴をつなぐように定規をあてて鉄筆で筋を入れます。
⑦型紙を外し、山折り線に後ろから指を当てて立体を押し出します。台紙を半分に折ってしっかり折り目をつけます。
⑧できあがり。切り線・折り線の入れ方によっていろいろな立体の台紙を作ることができます。
注意するべきポイント!
鉄筆とエンボスペンで引いた線の違いです。鉄筆は細めに、エンボスペンは太めに線が引けます。折り線を引くときや図案を写すときは鉄筆、模様を描くときはエンボスペンを使うとよいでしょう。