浴衣の基本的な用具と使い方
用具の中には和裁独特のものがありますので、始めにチェックしておきましょう。
用具は全て揃えなくても手持ちのものを工夫して使いましょう。
①へら台/へらで印つけをするときに使い、折リたたみ式のものが便利です。畳や机を傷つけず、布地も傷めません。
②縫い糸・ミシン糸/色はゆかた地と同系色の目立たない色を選びます。
③縫い針/木綿用和裁針を使用します。
④ものさし/竹製でそり曲がりのないものを選び、1mと50cmの2本を用意すると便利です。
⑤ピンクッション/縫い針、まち針を刺して、まとめておくと便利です。
⑥まち針/縫い合わせる布の固定に使います。
⑦指ぬき/中指にはめ、縫い進むときに、針の頭を押します。
⑧メジャー/ものさしで測りにくいところを測ります。
⑨机くけ台・かけ針/くけ、しつけなどの手縫いの作業を早くするために使います。
⑩へら・チャコ/印つけに使います。
⑪にぎりバサミ/糸を切るときや細かいところの作業に使います。
⑫裁ちバサミ/布を裁断するときに使います。
⑬袖丸み型/袖の丸み作りに使います。実物大の型紙を厚紙に写して、手作リしても良いでしょう。
⑭ミシン/地縫いや縫い代の始末(洋服地の場合)に使います。ミシンで長い距離を縫うときは糸がつれやすいので縫い目を大きく(0.3cm~0.4cmくらい)します。
⑮アイロン/地直しや、縫い代を整えるときに使います。
⑯アイロン台/立体的な洋服と違い、平面的な布を扱うことが多いので座ってかけられる長方形のアイロン台が便利です。
レディス浴衣の名称・採寸・サイズ表
*各部の名称
*採寸
採寸は洋服より簡単にできます。まず身長とゆき丈を測ってサイズ表に当てはめて決めましょう。