レザークラフトにおいて「コバ」と呼ばれる革の切れ端の処理は大切です。「トコノール」は革の切りっぱなしの毛羽立ちを押さえ、ツヤを出し、美しく仕上げる材料です。
また、トコ面と言う革の裏側の毛羽立ちを押さえ、綺麗に仕上げることもできます。こちらは水溶性なので、仕上げ剤や顔料を使う事が出来ます。
「SEIWA ピュアホースオイル レザークラフト用 保革剤 馬油100% 100ml」
こちらは馬油100%の保革剤で、加脂剤の中でも、とても浸透力があります。革の内部まで浸透し、油分を補いながら、潤いを与えてくれます。そのため、革の繊維の摩擦をおさえて、柔軟性をもたらします。
また革の酸化や老化、汚れを防ぎ、革の内部のカビの発生を抑制します。自然な風合いの仕上がりも最高です。
「手縫いワックス 25g 手縫い糸用」
革を縫うときには、主に麻糸を使用しますが、そのままの糸はごわごわしています。そのため、ワックスを使用した方が、作業効率も上がり、縫い目も綺麗に仕上がります。
こちらは蜜蝋、松脂を主成分とした、麻糸をコーティングするのに最適なワックスです。針に糸を通す前に、糸に塗り込む事で毛羽立ちが抑えられ、糸の締め付けにも有効です。
レザークラフト用染料・顔料
革製品に使う顔料や染料は、傷の補修や色の復元に使われます。愛用品のメンテナンスや、自然な革に表情を加えることもできますので、意外と実用的に使う事が出来ます。
こちらでは、ベーシックなカラーの顔料と染料を厳選してご紹介します!
「クラフト社 液体染料 クラフト染料 100cc 黒」
こちらの商品は、タンニンなめし革に特に相性が良く、皮革表面に着色し、鮮やかに発色する塩基性染料です。透明感のある色合いなので、混色や重ね塗りが自由自在!繊細なグラデーションを多彩に表現できます。
■なめし革とは
動物から剥いだままの皮では腐敗し、乾燥して硬くなってしまいますので、それを防ぐために加工する技術のことを「鞣し(なめし)」と言い、なめす前のものを「皮」、なめしたものを「革」と表現されます。
■タンニンなめし革とは
木から抽出したタンニン(渋)を含む溶液に漬け込まれた革。