4.テープの縫い始めは1cmほど折っておきます。周囲をぐるりと縫い、終わりは折ったところにテープを1cmほど重ねてカットします。
5.縫い代をパイピング幅に裁ち揃え、テープを折り返し裏打ち布にたてまつりで付けます。テープの縫い目を目安にするとパイピングの幅が揃います。
6.角はテープを折り込んで45度に重なるように整えます。重ねたところをひと針まつっておくと安定します。きれいな角に仕上がりました。
*バイヤステープの作り方
【少量のとき】布を45度に折って目安にし、必要幅を印付けします。1cm幅のパイピングなら4cm、0.8cm幅なら3.5cm、0.7cm幅なら3cm必要。パイピング幅が細いほど、布の厚み分を入れて少し多めにします。
テープを縫いつなぐときは、中表に合わせて細かくぐし縫いします。縫い代を割り、はみ出た部分はカットします。
【多量のとき】布を正方形に裁ち、対角線を引いて裁ちます。裁った布を中表に重ねてミシンで縫います。
縫い代を割り、布端に沿って必要幅を印付けします。もう一方の端は印を1段分ずらして中表に重ねて縫います。印をカットすると長いテープができます。
バッグなどの縫い代の始末の仕方
*A 裏打ち布でくるむ
側面を中表に縫い、一方の裏打ち布だけを多めに残して縫い代を裁ち揃えます。次に、残した裏打ち布で縫い代をくるんでたてまつりをします。
*B パイピングで始末する(外パイピングも同様)
カーブの始末に向く方法。2枚を中表に合わせて(外パイピングの場合は外表に)しつけで仮留めし、バイヤステープを中表に合わせて本縫いします。