
「ラ メルヘン・テープ」とは
「ラ メルヘン・テープ」とは、光沢がある塩化ビニル製の平らな帯状のテープのことです。光を受けるとキラキラと輝くので、高級感があり、大人なイメージの作品を作ることができると、近年人気の素材です。
必要な材料と道具







【材料】
①ラ メルヘン・テープ(5mm幅)
■マットホワイト(142)22m ・本体用[80cm×27本] ・ふた用[40cm×1本]
■シャンパンゴールド(139)8m80cm ・底用[30cm×21本]・縁かがり用[2m50cm×1本]
■マットグレー(138)5m60cm ・ふた用[40cm×14本]
②あみあみファインネット(ベージュ)2枚
・本体用(縦75×横45マス) ・ふた用(縦34×横15マス)
③竹バッグ持ち手(BB-13・焼き焦茶)1組
④ファーテープ(50mm幅)48㎝
⑤マグネットホック(G1088・ゴールド)1組
⑥ネジカシメ(ゴールド)4個
⑦飾り用パーツ 1個
【道具】
メジャー、はさみ、油性ペン、瞬間接着剤、クリップ、布用両面テープ、穴あけパンチ、ドライバー、布用接着剤、目打ち
展開図
ふた用

本体用

作り方
★仕上がり:横26cm×高さ15cm×幅10cm
1 ラ メルヘン・テープ(以下テープ)を、はさみで材料分にカットする。先端は斜めに切ると通しやすい。

2 あみあみファインネット(以下ネット)を、展開図に合わせてカットする。持ち手をつけるマスの裏側に油性ペンでしるしをつけておく。

3 展開図のハートからスタート。30㎝にカットしたゴールドの底用テープを、底面の左端から1マスずつ通す。

4 両サイドの余分なテープは、それぞれに内側に3目程度折り返し、瞬間接着剤をつけてとめる。

5 不要な部分をカットして、1段目が完成。

6 段ごとに通し目の山が交互になるようにして、21段分通す。これで底面のでき上がり。

7 ネットを組み立ててクリップで固定する。サイドは1マス分重ねる。底マチが内側になるように注意。

8 本体の天地を逆さにして、底部分から通していく。80㎝にカットしたマットホワイトの本体用テープを1マスずつ通す。

9 三角形になった隅の部分も1マスとして数える。また、この1段目だけはサイドに重ねたネットには通さないこと。ここを間違えるときれいな仕上がりにならないので注意。

10 テープ終わりを始末する。通し始めのテープの上に3目程度重ね、最後の1目に接着剤をつけてとめる。不要な部分はカット。

11 最初の10段は、底面と同じように1マスずつ通す。真ん中の12段は、1マス飛ばしながら通して幅広の目に。※下から17段目だけは接着剤をつけずに21で穴をあけてから始末。

12 最後の5段は、また1マスずつ通す。正面の目がきれいに整うように、サイドでマスの数を調整しながら通すこと。

13 2m50㎝にカットしたゴールドの縁かがり用テープで、最上段のマス全体を覆うように巻きながら通す。

14 縁をかがりながら竹バッグ持ち手の金具を取りつける。マスを1つ飛ばして通し、持ち手のDカンを置き、テープを交差させて固定する。

15 Dカンの位置は02でしるしをつけたマスを目安にしながらも、実際に持ち手の幅と合うように調整すること。かがり終わったら、余分なテープは内側の目立たないマスで始末。

16 本体にかぶせるふたを作る。ふた用にカットしたネットに、40㎝にカットしたグレーのふた用テープを、1マス飛ばしで通す。中央の8段目だけ、テープの色をホワイトに。

17 ふた〈裏面〉通し終わったところ。右側に飛び出たネットの4マスは、ネジカシメで本体に留めるために使う。

18 8段目の端から2マス目に、マグネットホックの凸側を、ツメを折って取りつける。

19 ふた〈表面〉(ファーをつける側)表面に返して、ファーテープを固定するために、布用両面テープを貼る。

20 ふたをつける位置を決める。本体背面の下から17段目に、実際にふたを置いて、ネジカシメを留める場所のテープに油性ペンでしるしをつける。

21 しるしをつけた部分に穴をあける。テープを半分ほど引き抜き、穴あけパンチで穴をあけて、またテープを通して始末をする。

22 ネジカシメを使って、本体にふたを取りつける。内側からドライバーでしっかりと締めること。

23 ふたのマグネット位置に合わせて、本体正面にもマグネットホックの凹側を取りつける。下から12段目が目安。

24 ファーテープを半分にカットして貼りつける。ファーの毛並みは下方向へそろえて。ファーの切り口に接着剤を薄く塗るとほつれ防止に。

25 ドライバーを使って持ち手を取りつける。瞬間接着剤でネジを留める。

26 飾り用のパーツを正面右下に取りつける。

27(表面)両面テープの粘着面に巻き込まれているファーの毛があれば、目打ちで引き出して整える。でき上がり。
★表面

★裏面

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