染める前に布を媒染することを「先媒染」と言います。後媒染と比べて、やや澄んだ色を楽しめます。
また、媒染した布を染めずに保管しておけば、染料が手に入った時にすぐに染めることができるのも魅力です。
キッチンで草木染め!初心者さんにおすすめのシルク靴下の材料
【道具】
最初は鍋やボウルなど、台所にあるものを利用してみましょう。
竹製のザルや木の箸は色が染み込みやすいため、不要になったものを活用することをおすすめします。
【準備するもの】
・シルク靴下50g
・セイタカアワダチソウ 250g(布の5倍量)
・みょうばん 5g
・大き目のボウル(寸胴鍋)2個
・ザル
・不織布
・バケツ
・箸
キッチンで草木染め!初心者さんにおすすめのシルク靴下の染め方
*基本「みょうばんの溶かし方」
まずは基本となる「みょうばんの溶かし方」を知っておきましょう!
【みょうばんの溶かし方】はこちらから
*植物をに出して染液を作る
1.布を水に浸しておきます。
2.花部を水洗いし、鍋(ボウル)に入る大きさに適当に細かく切ります。
3.布の重さの20~40倍量の湯を用意し、2を入れ、一度沸騰させたあと、中火で20分煮出します。
*布を先媒染する
4.別のボウルに、布の重さの20~40倍量の湯を沸かし、みょうばんを入れ、しっかり溶かします。
5.4に水気をきった靴下を入れます。
6.火で加温しながら10分、箸や棒などで布を動かしながら媒染します。