15度の傾斜畝に波板を仕込む
畝のつくり方は後述のやり方の写真の通り。波板は、よく小屋の屋根などに使われるポリカーボネート製の資材で、1820mm×655mmサイズのものがホームセンターで1枚千円前後で購入できる。これをノコギリで2つに切断して利用する。
土の乾燥を防いで適宜水やりをする
4月下旬~5月上旬にタネをまけば、秋には収穫を迎える。波板の上に盛った土をどかせば、いとも簡単にゴボウを取り出すことができる。試し掘りをして十分に根が太っているのを確認してから収穫しよう。
さて、波板斜め栽培では、土が乾かないように気を配ることが大事なポイントになる。
波板の上には約15cmの厚さに土を盛っておくが、この土の量ではどうしても土が乾きやすく、また、地下から上がってくる水分も波板で遮断されていて利用できないため、乾燥防止策は必須となる。
まず、保湿のために畝の表面に防草シートを敷く。その上に刈った雑草を敷いておけば保湿効果がアップする。雨が降らない日が続いたら適宜水やりをして栽培を続けるといい。
やり方
1. 波板を斜めに埋めて畝づくり
①畝をつくる場所を掘って、波板を敷くために約15度の傾斜をつけた平らな面をつくる。掘り出した土は畝の片側に寄せておく。
②斜面に波板をピッタリと敷き、掘り出した土をかぶせる。約15cmの厚さに土を盛っておく。実践しているのは東京都在住の菜園家、福田俊さん。福田さんは、畝が崩れないように、波板の周囲に木の板を取り付けて、土留めの工夫をしている。
③畝の表面に堆肥と肥料をうっすらとまく。肥料分は控えめの方が、いいゴボウが育つ。
④堆肥や肥料を土に混ぜる。肥料の塊があるとゴボウが又根になるので、ていねいに混ぜておく。2週間程してからタネまきをする。
2. タネをまいたら畝をシートで覆う
①ゴボウのタネは畝の上側にまく。1か所に2~3粒ずつ、株間5cmで点まきにする。覆土は薄めにし、しっかりと手で押さえて鎮圧し、土が乾いていたら水をまく。
②土の乾燥を防ぐために、畝に防草シートを張っておく。保湿効果のほかに、雑草抑制になり都合がいい。ちなみに防草シートは雨をよく通す。



