小さめの布地からパーツを裁断する場合は、布地を机の上でくるくると回して裁断することもできます。
カーブは一気に切ってしまうと切りにくい場合があるのでカーブの中間あたりに来たら反対側から切ってみるなど自分がやりやすいように裁断しましょう。
合印やカーブ部分に入れる切り込みなどは、はさみの先端部分を使って切りすぎないように丁寧に切っていきます。
ただし厚地や何枚も布地が重なる場合、先端で切ると刃こぼれの原因になるのでやめましょう。
布切りはさみの取り扱い注意点&お手入れ
まずは4つの注意点です。
1つ目は、刃の部分を手で触らないこと!
手の油がついてしまってサビの原因になるのでなるべく触らないようにしましょう。
2つ目は、はさみを落とさないこと!
刃のズレや刃こぼれ、刃の調子が悪くなってしまう原因になります。
3つ目は、湿気の少ないところに保管しておくこと!
湿気が多いところだとサビの原因になります。
4つ目は、布地以外のものを切らないこと!
やってしまいがちなのは、型紙にした紙やマチ針、紐ファスナーなどです。
また布地であっても、
ハードツールやスパンコールなどのついた特殊な布地はクラフト用のはさみ
を使いましょう。
最後は使った後のお手入れです。
まずは乾いた布で刃の部分を拭いて糸くずなどを取り除きます。
さらにミシン油などを染み込ませた布で刃を拭きます。
布地を切る刃の部分は念入りに優しく拭きます。
また、ねじ付近の刃の噛み合わさったところも拭いていきましょう。