はじめに
エクステリアの流れは、家の建築と同じです。イメージをもち、予算を決め、業者を選んで依頼し、プランや金額を検討して施工、仕上がりに満足すれば支払い・引渡しになります。
ポイントは、できるだけ実物を見て、じっくりプランを練って、信頼できるエクステリア業者をさがして、契約を交わし、依頼して施工するということです。ここでは、エクステリアの依頼の流れをみてみましょう。
1. 雑誌や展示場でイメージをもつ
実物を見るのが一番!
まず、自分のつくりたいエクステリアのイメージを持ちましょう。
目的をよく考えて。新築時の外構、庭のリフォーム、お子様の成長に合わせてなど、用途によって、どのようなものが必要なのか、考えてみることです。
また、施工するスペースも把握しておきます。住宅雑誌などで好みの例をピックアップしたり、エクステリアの展示場に行って、実物を見るのもよいでしょう。
この段階では、夢気分で自由な発想でエクステリアを選ぶのが一番です。
2. 大体の予算を決める
自分で決めよう!
予算の目安を決めます。
土地を購入し、やっと念願の一戸建てを建てたけど、登記などの諸手続きや住宅ローンの支払いなどでアップアップ、という方は冷静に。
エクステリアは、規模や仕様によって、意外にお金がかかるものです。現状で、無理なく支払える金額を算定しましょう。
業者にとっても、たとえば、「100万円で門とガレージのエクステリアをお願いしたい」といわれる方が、現実的なプランを提案しやすくなるからです。
また、提携ローンを利用するのもひとつの方法です。
3. 業者を選ぶ
施工例をチェック!
予算が決まったら、業者を選びましょう。家を新築した場合は、建築会社が紹介してくれることもありますが、何もそれに従う必要はありません。
ポイントは施工例を見ることです。インターネットで業者のホームページにでている施工例を見てもよいし、近所で施工例があれば、一番わかりやすいでしょう。迷ったら、口コミが一番です。
気に入った施工例が見つかり、業者の連絡先がわかったら、積極的に連絡をとりましょう。気軽に相談に応じてくれるはずです。
http://rgc.takasho.jp/
4. 業者に設計・見積もりを依頼する
机上のプランを検討しよう!
業者が決まったら、設計と見積もりを依頼しましょう。良心的な業者ならば、施工主の希望を聞いて、いくつかプランを出してくれます。
わかりやすいのは、見取り図(パース図)です。最近はCAD(コンピューターによる図面)などで、かなりリアルな見取り図が見られます。
業者にも、建築図面を見るだけではなく、現場を見て判断してもらいましょう。
見積もりは通常無料ですが、図面を作成するとデザイン料を請求される場合があるので、有料か無料かを事前に確認しましょう。相見積もりは2~3社でとれば十分です。