5. 契約して細部の打ち合わせをする
慎重に仕様・寸法を再確認しよう!
具体的なプランを決定します。施工後の変更は、いたずらに工期を長引かせ、支払い金額がかさむ原因です。施工主はよく考えて決定しましょう。
見取り図や再見積もりを重ねても、あとで後悔するよりはましです。
たとえば、レンガの色はカタログでは色合いをつかみにくく、現物を見せてもらった方がよいでしょう。どの雰囲気がよいか迷ったら、業者に任せましょう。
また、工期が長い場合は、手付金(着手金)を支払うケースもあります。工事金額の30~50%が目安です。
6. 施工
信頼と会話でスムーズに!
プランと金額について合意したら、施工になります。施工主が現場に立ち会えるのが一番良いことです。
机上のプランに沿っていても、いざ施工をはじめると、細かいところで、どうしたらよいか、という場面が必ず出てきます。業者が現場で、プランではこうなっているが、こうすれば、もっと良くなる、という場合、施工主が即断すれば、作業がスムーズに、より良く運ばれます。
一番大事なのは、施工主の「良かった」という声です。業者もほめられればがんばります。エクステリアは、業者一人でつくるのではなく、施工主との共同作業なのです。
7. 引渡し・支払い
満足度が第一!
施工が完了したら、引渡し・支払いになります。
施工主が仕上がりに満足したかどうかがポイントです。満足度がスムーズな支払いにつながります。
不満なところや、もっとやってほしいところがあれば、引渡し前に、キチンとした場所(現場)で説明をもとめましょう。
納得がいかないところがあれば、追加工事をします。後日別な工事としてやるよりは、効率的です。
満足できたら引渡し、請求書の支払い期限にしたがって支払いで完了です。確認→納得→支払いの手順です。
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