はじめに
色んな柄のはぎれを詰め合わせた、便利な「はぎれセット」を利用されたことはありますか?ハンドメイドをしていると自然とできてしまうあまり布ですが、サイズや色柄に統一感がないのでなかなか再利用が難しいことがあります。
あらかじめセットになっているはぎれであれば、サイズがある程度揃っているので、どのように組み合わせたら良いか悩む必要がありません!パッチワークキルトやバッグ、コースター、ポーチなど、アイデア次第で色んな作品が作成できます◎
こちらの記事では、はぎれセットを選ぶ際のポイントやおすすめのはぎれセットについてご紹介していきます。
はぎれセットとは
「はぎれ」は、布を裁断した際に出る中途半端な余り布のことです。また、正規に販売されていない新作のサンプル生地もはぎれとして扱われることがあります。このはぎれを何枚か組み合わせて販売されたものが「はぎれセット」です。
バラバラのジャンルのはぎれが大量にあっても、そこから何を作ろうか、なかなかイメージしにくいものですが、布の雰囲気に統一感のあるはぎれセットであれば、完成品が想像しやすくなります。気になる生地のお試しとして購入するのもおすすめです!
*はぎれセットの使い道
では、はぎれセットを使ってどんなものが製作できるのでしょうか?一例をご紹介していきます♪
●いろんな柄が大量にあるときは「パッチワーク」
●手芸初心者の方におすすめな「コースター」
●ポーチや巾着袋、がま口財布、ティッシュケース
●手作りのお守り袋
●シュシュ、ヘアターバン、くるみボタンのヘアゴムなど、ヘアアクセサリー
●スタイ、子ども服、子ども用の帽子など、ベビー・キッズサイズの衣料品 など
他にも、ランチョンマットや、三角に切った布を紐にぶら下げるガーランドなど、お部屋に彩りを飾るインテリアグッズなどもお作りいただけます。
いずれも小さめのサイズ感の製作が中心になるので、たくさん作って普段お世話になっている方へのプレゼントにもおすすめです。
はぎれセットの選び方(ポイント・コツ)
はぎれセットは、店頭でもオンラインショップでも手軽に購入することができます。ここでは、購入場所や製作物によって異なる、「選び方のポイント」を解説します。
*「オンラインショップ」ではぎれセットを選ぶ時のポイント
近くに手芸店がない方には、オンラインショップでの購入がおすすめです。実店舗のある手芸店が出品していることもあれば、フリマアプリやオークションで個人の方が販売していることもあります。
珍しい生地を格安で手に入れられることもあるので、「はぎれセット ○○」のようにいろんなキーワードで探してみてください。
オンラインショップで購入する際は、基本的に商品説明の欄で、「はぎれの素材」や「布のサイズ」をあらかじめ詳しく確認することができます。柄はアソートで用意されていることが多いです。
*「店頭」ではぎれセットを選ぶ時のポイント
店舗での購入は、実際に手に取って選ぶことができる点が、最大のメリットです。
ポイントとしては、手芸店のワゴンで袋詰めにして販売されているはぎれの中には、長い間放置されてシワになっているものもあります。はぎれには基本的に品質表示のタグが付いていないので、アイロンをかけられる布であるかどうかを、購入前に店員さんに聞いておくと安心です。
はぎれの元々の使いみちがサンプル生地であった場合は、製品ナンバーが記載されたシールが貼られていたり、マジックペンで直接数字が書き込まれていたりすることもあるので、注意してください。
*購入する時は柄の大きさもチェック!
製作するものがある程度決まっているのであれば、はぎれ一つ一つの柄の大きさにも着目してください。
例えば、マスクやシュシュなどの小物を作る際に大きな柄の布を選んでしまうと、綺麗に模様を見せることができません。大きな柄の布を使用するのであれば、トートバッグやクッションカバー、ランチョンマットなど、ある程度の大きさがある作品に使用されることをおすすめします。
おすすめのはぎれセット
『手作り工房 MY mama 北欧テイスト生地 カットクロス』
北欧らしい色鮮やかさが目を引くはぎれセットです。高級感のある薄手のローン生地3枚と、カジュアルな印象のブロード生地5枚が組み合わされています。
サイズは50×65cmと、はぎれセットにしては大きめのサイズ感なので、トートバッグや裏地付きの本格的なバッグの作成にいかがでしょうか?薄手の生地はシュシュやマスクに使用するなど、作品によって生地を使い分けることもできます。はぎれの使いみちを考えるのがますます楽しくなりますよ♪