04 根がびっしり詰まって呼吸できない状態。
05 枯れた葉や傷んだ茎はとり除き、根もほぐして半分くらいの長さにカットして、新しい鉢、土で植え替える。
さし芽・さし木
生長期の植物の茎や葉、枝先などの部分を切りとり、土にさして発根させ、新しい株を作る方法。草花の場合を「さし芽」、花木の場合を「さし木」といいます。
*さし芽(木)の方法
同じ苗を一度にたくさんふやすときに最適な方法で、摘芯や切り戻しなどで切りとった若芽や枝をさし穂として利用することもできます。
多くの場合、さし芽(木)の適期は気温15~25℃のころ。
よく切れるナイフやはさみを使うことがポイントです。
01 勢いがよく、傷んでいない若い枝を切りとる。下半分の葉を摘みとり、節が残るように何本かに切り分け、さし穂を作る。
02 水分を吸収する面が広くなるよう、節の下で切り口を斜めに切りなおす。長さを7cm前後にすると扱いがラク。
03 必要に応じて30分ほど水あげをし、発根を促す発根剤を切り口につける(なければ、そのままさしてもOK)
04 さし芽用の清潔な土を容器に入れて湿らせ、切り口を傷めないようにあらかじめ割りばしなどで穴をあけてさし穂をさす。乾燥しないように注意して、風の当たらない半日陰で管理する。
05 通常2~3週間で発根。手で軽く揺さぶってみて、手応えがあれば発根している。根を傷めないようにていねいに掘り出し、ポットや鉢に植え替えて育てる。