用意するもの
寄せ植えにする品種の性質が似ているかを確認しましょう。
今回は直立性ローズマリーをメインにして、写真左下から時計回りに、イタリアンパセリ、ワイルドストロベリー、タイム、チャイブ、サラダバーネットを用意しました。
その他に、赤玉土(小粒)、培養土、元肥を用意します。
ハーブの寄せ植えのやり方
01 水はけをよくするために、容器の底が見えなくなるくらいまで赤玉土を入れます。
02 容器の半分くらいまで培養土を入れ、元肥を入れてよく混ぜます。
03 メインとなるローズマリーをポットから取り出して、深さを調整します。
04 ローズマリーの周囲にほかのハーブを置いて、配置を決めます。
05 水はけがよくなるように深さを整えます。ポットから苗を取り出して植えつけます。
06 苗と苗、苗と容器のすきまに土を入れます。根元が少し高くなるようにして、水はけをよくします。
07 割りばしなどを使ってすきまの土をつつき、苗を安定させます。
08 植えつけが終わったら水をたっぷり与えて、2~3日は日陰に置いておきます。
日当たりと風通しのよい場所で育てます。土が乾いたら水をたっぷり与えましょう。
必要な分だけ収穫し、ときどき伸びすぎた枝を整えます。
別品種のハーブどうしの寄せ植えの場合は、開花期が少しずつずれるため、葉を収穫しながら花を楽しむことができるようになります。
2年草のイタリアンパセリが枯れたら、他のハーブを植えましょう。
コンパニオンプランツとは?
ハーブの中には病害虫を遠ざける香りをもつ品種があります。
このように、一緒に植えることで害虫による被害を軽減することができる植物を「コンパニオンプランツ」「共生植物」と呼びます。
コンパニオンプランツの植え方
コンパニオンプランツは野菜などの守りたい植物の近くに植えることで効果を発揮します。
ただし、一緒に植えることでコンパニオンプランツが守りたい植物の生育を阻害してしまう場合もあるので注意が必要です。
このような場合や、プランター栽培で一緒に植えることが難しい場合は、コンパニオンプランツを植えた鉢を近くに置くだけでも効果があります。