小さな鉢と細かい作業に合わせた材料と道具を!
超ミニ盆栽用には、小さな鉢に合った小粒の土や、細かい作業をしやすいピンセットなどの道具を使います。
ここで紹介するものは、超ミニ盆栽づくりに必須の「土」と「道具」「鉢」です。ミズゴケや苔も用意しておきましょう。枝を固定したり樹形をととのえたりしたいときには、さらに針金も必要になります。使うものをイメージして準備しましょう。
土
土は配合したものを使います。超ミニ盆栽には、「極小粒」「小粒」など、それぞれの種類の中でも粒が小さいものを使います。
通気性や保水性がポイント!
土は、通気性や保水性、排水性などのバランスを考え、以下のような配合で使います。
①硬質赤玉土(極小粒)……60%
赤玉土は、関東ローム層の赤土ををふるいわけた粒状の土。硬質のものはくずれにくく、とくに通気性、保水性、排水性にすぐれている。
②富士砂(小粒)……20%
富士山の火山灰を選別したもの。保水性にすぐれている。
③矢作川砂(1号)……20%
中部地方でおなじみの川砂。粒がくずれ難く排水性にすぐれている。
赤玉土は、関東ローム層の赤土ををふるいわけた粒状の土。硬質のものはくずれにくく、とくに通気性、保水性、排水性にすぐれている。
②富士砂(小粒)……20%
富士山の火山灰を選別したもの。保水性にすぐれている。
③矢作川砂(1号)……20%
中部地方でおなじみの川砂。粒がくずれ難く排水性にすぐれている。
混ぜた土は、使いやすい大きさの密閉容器に入れておくとよいでしょう。
密閉容器のふたは超ミニ盆栽をつくるときの作業台にぴったりで、さらに容器の中にデザート用のプラスチックのスプーンを入れておくと、土をすくうときに便利です。
道具
きほんの道具は、どれもホームセンターなどで入手できます。慣れてきたら、徐々にほかの道具をそろえていきましょう。
ハサミ、ピンセット、針金切りが きほんの3点セット!
まずは、ハサミ、ピンセット、針金切りがあればOKです。とくに、ハサミとピンセットは苗木づくりでも使います。
①針金切り:枝を固定するときに使う針金を切る道具。
②ハサミ:枝を剪定するときに使う。
③ピンセット:枝葉にさわったり、土を詰めたりするときに使う。
②ハサミ:枝を剪定するときに使う。
③ピンセット:枝葉にさわったり、土を詰めたりするときに使う。
<買い足すなら・・・>
①ラジオペンチ:針金の形を変えるときに使う。
②又切り:枝を枝元からきれいに切断することができる。
③根切りバサミ:根を切る専用のハサミ。
②又切り:枝を枝元からきれいに切断することができる。
③根切りバサミ:根を切る専用のハサミ。
<本格的に!>
①コブ切り:木にできたコブを切るときに使う。
②カッターナイフ:枝切り後の幹をなめらかに削る。
③小刀:取り木など幹を削るのに使う。
④根ほぐし:根をほぐすのに使う。
②カッターナイフ:枝切り後の幹をなめらかに削る。
③小刀:取り木など幹を削るのに使う。
④根ほぐし:根をほぐすのに使う。