ゆびぬきを作るには、まず「土台」を作り、土台を等分に分割する線を引く「地割り」という作業をします。土台を何分割するかは、かがる模様によって異なります。ここでは、例として7分割の土台の作り方の基礎を解説します。
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《画像ギャラリー》加賀ゆびぬきの基礎「土台を作り、地割りをする」の画像をチェック!
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できあがり
33.筒から土台をはずします。7分割の土台のできあがり。
土台作りと地割り用の「スケールA」と「スケールB」
スケールは、土台を作り、地割りをするために使います。スケール上の数字は、土台の分割数を示しています。分割数はかがりたい模様によって変わるので、分割数に合わせてどちらかをお使いください。
例えば、9分割の模様の場合は、スケールAを使います。「9」と書かれている線に合わせて地割りをします。
5分割の模様の場合は、スケールBを使います。「5/10」と書かれている「実線」に合わせて地割りをします。
10分割の模様の場合は、スケールBを使います。「5/10」と書かれている「実線」と「点線」に合わせて地割りをします。
スケールA
スケールB
自分サイズのゆびぬきを作りたいときは?
ぬくもりで掲載しているゆびぬきは、内径5.7cmのサイズを基準として解説しています。初心者の方は、基準と同じサイズで作り、かがり方に慣れてからご自分の作りたいサイズを作ることをおすすめします。
自分サイズのゆびぬきを作る場合は、以下の方法で土台を作ります。また、かがる段数は、記載の段数より増減させるる必要があります。慣れてきたら、ぜひ挑戦してみてください。
*自分サイズの土台の作り方
①ゆびぬきをはめる指のつけたい位置に和紙コピー紙を1周巻いて、折り返します(写真A)。
②折り返した部分で和紙コピー紙をカットし(写真B)、指に巻いたほうの長さ(=土台の内径)を測ります。これが「自分の内径サイズ」になります。
③Cの計算式で拡大・縮小率を算出し、付録のスケールを拡大・縮小コピーします。
④上記の作り方と同様にして、土台を作ります。
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