step3.色
花の水分と置き換わった脱水液の代わりに着色液を染み込ませて色をつける
1.脱水が完了した花を、花全体が浸かる量のプリザ液B(着色液)に浸けます。
2.花が沈まないときはピンセットで押さえると、花のあいだの空気が抜けて自然と沈んでいきます。2~3日を目安に浸け置きします。
■POINT
着色時間は長めに! 時間が短いと色ムラや縮みの原因となります。とくにカーネーションのように花びらの多い花は、長く浸けておいた方がきれいに仕上がります。
着色時間は長めに! 時間が短いと色ムラや縮みの原因となります。とくにカーネーションのように花びらの多い花は、長く浸けておいた方がきれいに仕上がります。
step4.洗浄
水分と置換した着色液のべたつきをきれいに
1.花全体に色が吸収されて着色が完了した花を引き上げます。
2.プリザ液A(洗浄液)に入れてそっと揺り動かし、花の表面についている着色液を落とします。
■『洗浄』-デリケートで大切な作業-
着色が完了した花の表面は液でベトベト。この残った液は花の質感を損ねたり、色移りの原因にもなります。その意味で洗浄は大切ですが、すばやく、さっと行うのがポイント。長くやると、せっかく着色した色が落ちてしまうからです。花の種類や使用する溶液の種類や色によって微妙に違ってくるので(場合によっては洗浄が必要ない花や溶液もあります)、本誌では目安時間を明記していません。
また、他の色を洗浄した液を使用すると色移りすることがあるので、なるべく新しい液を使用してください。
着色が完了した花の表面は液でベトベト。この残った液は花の質感を損ねたり、色移りの原因にもなります。その意味で洗浄は大切ですが、すばやく、さっと行うのがポイント。長くやると、せっかく着色した色が落ちてしまうからです。花の種類や使用する溶液の種類や色によって微妙に違ってくるので(場合によっては洗浄が必要ない花や溶液もあります)、本誌では目安時間を明記していません。
また、他の色を洗浄した液を使用すると色移りすることがあるので、なるべく新しい液を使用してください。
step5.乾燥
完全に乾くまで乾燥させる
*自然乾燥
ほとんどの花はこの方法。直射日光を避けて乾燥させます。花の大きさや湿度、温度にもよりますが、目安は2日~1週間。
『猫除けネット』
トレイの上にペーパーを敷いて猫除けネットを置き、そこに花をさして(のせて)乾燥させます。