
材料
(1点分)
〈布〉一越ちりめんを使用
花A…2㎝角×10枚(白5・ピンク5)
花B…2㎝×10枚(紅梅色)
葉…5㎝角×2枚
〈土台〉花用ワイヤーつき土台…丸台紙(直径1.2㎝の厚紙)2枚、布(一越ちりめん)直径2.5㎝×2枚、#24地巻ワイヤー12㎝×2本、葉用…#24地巻ワイヤー12㎝×2本、刺繍糸(緑)
〈花心〉花心…素玉ペップ小8本
〈金具類〉5本足コーム(2㎝)、刺繍糸(緑)
【できあがりサイズ】 約7×6㎝(花部分)
作り方
花びらをつまむ→葺く
01 花びら用の布で【丸裂きつまみ】をします。

ガク用の布で丸一重つまみをし、端切り2/3をします。

裁ち目にボンドを薄くつけて押さえます。

左手で丸一重つまみの先を持ちます。

ピンセットを入れ、根元に向かって裂きます。

上記01~05を「丸裂きつまみ」と呼びます。ガクのできあがり!

02 花Aは、丸裂きつまみの側面にボンドをつけて写真のように貼り合わせます。計2セット作ります。

03 残りの花びらも写真のように貼り合わせます。計3セット作ります。

04 花びらのパーツを写真のように配置します。

05 ワイヤーつき土台にボンドをつけます。

丸台紙の中心に目打ちで穴をあけます。

地巻ワイヤーを、丸台紙の直径の1/2程の大きさ(※)で写真のように曲げ、★の位置で直角に曲げます。

地巻ワイヤーに丸台紙と土台用の布を通します。

丸台紙のまわりにボンドをつけ、目打ちなどでまんべんなくボンドをのばします。

布で台紙をくるんで接着します。作品によって丸台紙や半円型、葉型など、使い分けます。

06 花びらの背にボンドをつけます。

07 土台に花びらを4で並べた順番に葺いていきます。

08 花びらを5枚葺いて整えます。

09 ペップ4本を頭ギリギリでカットします。

10 花の中心にボンドをつけます。

11 ペップを中心に貼ります。

12 花Aのできあがり。

13 花Bはすべて同色(紅梅色)の布でつまんで、花Aと同様に葺いています。

葉をつまんで葺く→花と葉を組む→金具を取りつけて完成
01 葉を2枚作ります。

葉用の布で「丸一重つまみ」をし、端切り2/3をします。ワイヤーの先1㎝を曲げて、ワイヤーの先端3㎝程ボンドをつけます。

丸一重つまみの背からワイヤーを差し込みます。目打ちで背にボンドをつけて閉じます。

背を閉じたところ。

葉を2枚作ります。

02 花Aと花Bのワイヤーを花の下1.5㎝で曲げます。2本を合わせて、合わせ目にボンドをつけます。

03 刺繍糸を2巻きします。

04 葉を2枚合わせて刺繍糸で巻きます。

05 4を上から見たところ。

06 まとめた部分の2.5㎝下まで、ボンドをつけ足しながら刺繍糸で巻き留めます。

07 写真のようにワイヤーを曲げて、余分をカットします。

08 コームを取りつけて、できあがり。
糸端から30㎝のところを2つ折りにして、コームの左から2番めの刃に通します。

2本の糸を合わせて2回程巻きます。

コームの端までボンドをつけます。

コームの上に上記07をのせて、糸を2番めの刃の裏にかけて表に出します。

続けて、3番めの刃の表から糸をかけて裏に出します。

04~06を繰り返して、コームの端まで糸を巻きます。

2本の糸のうち、短い方で輪を作ります。

短い方の糸はそのまま休めて、長い方の糸で輪とコームをいっしょに巻いていきます。

巻き初めの位置まで巻いたら、長い方の糸を10㎝残して切ります。切った糸を輪の中に通します。

短い方の糸を引いて、輪を小さくします。

輪にボンドをつけます。さらに糸を引いて、輪が巻いた糸の中に隠れるようにします。

輪が隠れたら、長い方と短い方の糸を外側にそれぞれ、きつく引っ張ります。

余った糸を2本ともカットして、ボンドをつけて指でなじませます。

完成!

つまみ細工で作る花のレシピをもっと見たい方におすすめ!
「生花を凌ぐ美しさ つまみ細工の花ごよみ」では、今回紹介したレシピ以外にもたくさんのつまみ細工で作る花のレシピをわかりやすく丁寧に紹介しております。
