南アンデス原産でフラクトオリゴ糖を豊富に含む健康野菜の「ヤーコン」。サツマイモのような姿に梨のような食感で、暑さや乾燥に強く、無肥料でも育ちやすいのが特徴です。収穫の際は塊根が折れやすいので、丁寧に掘りましょう。
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《画像ギャラリー》キク科の野菜「ヤーコン」とは?特徴と育て方の画像をチェック!
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ヤーコンとは
【キク科】
・高温が好き
・寒さに弱い
・乾燥に強い
赤く見える部分が塊茎。ヤーコンは塊茎で増やします。イモ(塊根)を埋めても芽は出ません。
どんな性格?
無肥料でよく育つ ナシのような食感のイモ
南米アンデスが原産で、暑さや乾燥に強く、野菜が育っている畑なら無肥料でもよく育ちます。
地下で肥大した塊根(かいこん)を収穫して食べます。ナシのような食感でフラクトオリゴ糖を豊富に含む健康野菜です。
塊茎を植える
初年度は購入苗でスタート 塊茎を保存して栽培を続ける
苗を購入して5月の連休頃に植えます。翌年からは根元につく塊茎を保存して、種イモとして栽培を続けられます。寒さに弱いので、早めに植える場合はマルチ栽培がおすすめです。
早めに植えたい場合は畑の畝にマルチフィルムを張って地温を上げておきます。塊茎を埋めるか、あらかじめ塊茎をポットに埋めて育苗しておきます。
始めは生長がゆっくりですが、暑くなると一気に育ち、生長すると草丈が約2mになります。株間50cmでゆったり植えます。
収穫する
塊根を掘り出してヤーコンを収穫
10月に収穫を始められます。地上部を刈って片付けたら、塊根をショベルで掘り出して収穫します。寒さに弱く、霜が降りると地上部は枯れます。11月には収穫を終えます。
収穫した塊根。折れやすいので、ていねいに掘り上げます。サツマイモのような姿で食感は果実のナシのようです。
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「野菜だより2024年3月春号」では、今回紹介した野菜以外にもたくさんの家庭菜園の情報を、わかりやすく丁寧に紹介しております。
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