5 しつけを掛けます。
トップより大きめに裁った裏打ち布とキルト綿を重ね、その上にトップをのせます。中心から外に向かって十字→対角線→格子状にしつけを掛けます。
6 キルティングします。
中心から外側に向かってキルティングします。利き手の中指にはめたシンブルで針を押しながら3層をすくって縫うと針目が揃いやすくなります。キルティングが済んだら、定規を当てて周囲に出来上がり線を引きます。
7 周囲にバイヤステープを付けます。
裁ち切り3.5㎝幅のバイヤステープを用意し、裏に0.8㎝幅の印を描きます。出来上がり線とテープの印を合わせてまち針で留めます。テープ端から7~8㎝内側から縫い始め、角の印まで縫ったらひと針返し縫いします。
針をいったん休め、テープを45度に折り上げます。印のきわできっちりと折り、次の辺と平行にします(上)。テープを次の辺に沿って折ります(下)。角でタックが出来上がりました。
次の辺を印を合わせてまち針で留めます。印から針を出し、縫います。残りの3辺も同様に縫います。
ぐるりと縫ったらテープの付け始めに1㎝ほど重ねて余分をカットします。
テープを中表に合わせてまち針で留め、布端から0.5㎝の位置を端から端まで縫います(上)。縫い代を片倒しし、印を合わせて残りを縫います(下)。
8 バイヤステープで縫い代をくるんで始末します。
テープ端に沿って余分な裏打ち布やキルト綿をはさみでカットします。
テープを表に返し、縫い代をくるんでまち針で留めます。テープの縫い目を目安にしてまつるとパイピングの幅が揃います。角まで縫ったらいったん針を休めます。
次の辺を同様にテープでくるんでまち針で留めてまつります。角はテープを折り込んで45度に重なるように整え、重ねたところをひと針すくって縫い留めます。