はじめに
髪の毛を結ぶヘアゴムや、衣類のウエストゴムは選ぶのには苦労しませんが、手作りマスク用のゴムはどのように選んだらいいのでしょうか?
この記事では、手作りマスク用のゴム紐の選び方や、販売されている場所、素敵な手作りマスクのレシピを解説していきます。
マスク用ゴム紐とは
一般的にハンドメイドで使われるゴムの中でも、製紐機でゴム芯の周りに皮糸をカバーリングしたものです。
丸ゴムと平ゴムの2種類があり、ストッパーをつけると、自分で調節することができます。耳が痛くならないよう、ナイロン糸を使用してふわふわした、ソフトな質感になっています。
*手作りマスクのメリット
最大のメリットは、様々な希望を叶えられることです!
●マスクを嫌がる小さな子供には、好きな柄で作ったマスクならつけてくれることが期待でる。
●ファッションとして、好きな布や小物を使用して、個性を出すことができる。
暑い季節は「接触冷感生地」で作ったり、肌荒れが気になる時は「シルクの生地」で作ったりと、柄だけではなく、素材にこだわることができるのも、手作りマスクの醍醐味です。
*マスクの種類
手作りできるマスクの種類は、主に4種類あります。
■「立体マスク」
左右同じ形に裁断した布を、真ん中で縫い合わせて作ります。口元に空間ができて呼吸がしやすかったり、口紅がつきにくいのも嬉しいです。肌との密着がされやすいタイプ、と言われています。
■「スクエアマスク」:
いわゆる給食当番でおなじみのマスクです。一番簡単に作れる形なので、初心者さんにもおすすめです。
表面に飾りをつけてデコレーションを楽しめます♪
■「プリーツマスク」:
マスクの表面が折り重なり、広げることによって大きさを調節できます。厚めの生地で作ると、ひだ部分がミシンで縫いにくくなるので注意しましょう。
■「折上げマスク」:
スクエアマスクに、鼻と顎部分を覆う部分を付けたタイプ。不織布で肌あれしてしまう人は、インナーマスクとして使うのもおすすめです。
*マスク用ゴム紐を販売しているお店
●手芸店(オカダヤ・大塚屋・ユザワヤ・トーカイ等)
●100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ等)
●通販サイト(アマゾン・楽天市場・ヨドバシ等)
以上が、良く知られている販売店です。
販売方法としては、10メートル20メートルの長さにカットされているものや、100メートルの大容量のボビン巻きなどがあります。作るマスクの量によって選びましょう。
マスク用ゴム紐の選び方(ポイント・コツ)
長時間使用するマスクは、直接肌に触れるため、快適に過ごすには「自分に合うものを選ぶ」ことが必須です。
ここからは、それぞれの特徴とともに、マスク用ゴム紐の上手な選び方を解説していきます。
*マスク用ゴム紐として適している種類と条件
■「丸ゴム」
切り口の断面が丸い物を丸ゴムといい、製紐機で生産するものと、カバーリング機で生産される横巻タイプがあります。
ヘアゴムやコードゴムとしてよく使われています。
■「平ゴム」
スポーツウエアのウエスト部分に使われるようなしっかりとした形状の「織ゴム」と、織ゴムより薄く経編機(たてあみき)で生産された「編みゴム」(一般的な衣類に使われます)、更に薄く幅が細かい「コールゴム」などがあります。
マスクには、丸ゴムより平ゴムが適していると言われ、平ゴムの中でも一番薄いコールゴムが適しています。
ベビー服や下着、幼児の帽子のあご紐にも使われていて、よく見てみるとゴム表面に筋があり、筋の中には芯ゴムが入ってます。この芯の数によって4本=4コール(幅4mm)6本=6コール(幅5.5mm)、12本=12コール(幅10.5mm)と偶数で増えていくにつれ、幅、強さ、用途が変化します。
マスクに使用する場合は4~6コール(幅4〜5.5mm)が良いとされていて、伸び率が約3倍で、伸ばした後に戻る力が小さいものがいいとされていますので、ぜひ参考にしてみてください。
マスク用ゴム紐のおすすめ商品
マスク用のゴム紐には、定番の白色の他にも、おしゃれなカラーがたくさんあります!また、ストッパーを取り入れて機能的に作るのも人気です。
ここからは、おすすめのマスク用ゴム紐やアイテムを、ご紹介していきます。