フレーミングとは
ひもを額縁のような帯状に結び、その帯でパワーストーンを包み込みます。包むパワーストーンはカボション型(石を丸い山型に整えて研磨したもの)です。
基本の「3本始まりのフレーミング」、応用の「2本始まりのフレーミング」、新しい技法の「ヒトミスタイル」などがあります。
プリネルについて
マクラメの技法でそのフレームを結ぶ際、均一な幅で美しく結ぶことがなかなか難しく、昔から色々な方法が考えられ、その多くはいかに芯ひもを並行に保つかということでした。
こちらでご紹介するプリネルを使った方法は、芯ひもを固定しないので結びやすく、結び目も美しく、しかも幅が固定されるので出来上がりの幅を均等に作ることが出来ます。
結びをされている方はよりスピーディーに、マクラメ初心者の方にも簡単にフレーミングを体験頂けると思います。
プリネルとは、フレーミングをきれいに作るためにマクラメジュエリー作家の瞳硝子さんが考案(特許出願中)された、テンプレートの事です。
※下記から実物大で無料ダウンロード可能
5mm幅、8mm幅、10mm幅、12mm幅のプリネル。使い方はかんたん!ひもと一緒にコルクボードにはさみ、プリネルをはさんでタッチング結びをするだけ。
*プリネル使用
プリネルをはさんで結ぶだけ!かんたんにきれいなフレームができあがります。
*従来の方法
コルクボードにできあがり幅の印をつけ、ピンを打ちながら一定の幅になるように注意して結びます。
用具と材料
マクラメのアクセサリーを作るときに必要な用具と材料を紹介します。プリネルは上記参照。
※用具A~F、プリネル、マイクロマクラメコード、ステンレスコード、パワーストーン、一部のビーズはメルヘンアートの商品です。
A:コルクボード:アクセサリーを作るときにひもを固定するために使います。
B:メジャー:ひもの長さを測るときに使います。
C:はさみ:ひもを切るときに使います。
D:接着剤:乾きが早く、様々な素材に使用できる強力接着剤です。
E:マクラメピン:ひもをコルクボードに固定するときに使います。
F:マクラメスリムTピン:ひもをコルクボードに固定するときに使います。細いひも用です。
G:竹串:接着剤をつけるときに使います。
H:目打ち(先丸タイプ):結び目を数えたり、解いたりするときに使います。
I:目玉クリップ:ひもをコルクボードに固定するときに使います。
J:ライター:焼き留めをするときに使います。
・マイクロマクラメコード:ポリエステルの糸に樹脂加工を施したコードです。結んだときに結び目が解けづらくきれいに結べ、焼き留めができるのが特長です。
※太さ約0.7mm
・ステンレスコード:ひもなのに金属に見える、しなやかなのに張りのあるコードです。焼き留めができます。
※太さ約0.8mm、1.5mm。
・パワーストーン:フレームの中に入れる用の穴のあいていないカボションタイプの天然石です。ラウンド、オーバル、ドロップの形があり、石の種類も様々です。