パーゴラ
パーゴラは日本の藤棚のようなもので、形は角を突き出したようなものが人気です。
庭のコーナーにつくるとほどよいデザインポイントになります。日よけにしたり、ツル性植物をからませたりと、楽しみ方はいろいろ。
ウッドデッキとの組み合わせも多くなってきましたが、玄関の装飾やアプローチの日除けにしてもすてきです。素材は通常木材でつくられます。
▲写真:施工から3年後。白モッコウバラや黄色モッコウバラが日よけや目隠しの役割を。
トレリス
トレリスとは、ツルバラやツル性植物を這わせるためのもの。いまや、ガーデニングには欠かせないアイテムです。
形は、格子状でも扇子状でもよく、材質も木材、金属、プラスチックなどいろいろあります。花壇や植栽を立体的に見せてくれます。
這わせる植物としては、ツルバラ、トケイソウ、ハニーサックル、アイビーなどがおすすめ。目隠し効果もあります。
▲写真:ウッドデッキの中にトレリスを立て、目隠しとして冬咲きクレマチス(常緑)を植栽。
アーチ
門や庭への出入り口に設けられます。昔からバラのアーチのイメージがありますが、最近では、アーチそのものに、デザインがすぐれた装飾がついているものが多くなってきました。
アーチが1本あるだけで、庭に立体的な変化をもたらしてくれます。アーチは、上部が曲線になっていることが多く、曲線に加工しやすいアイアン鋳物が一般的で、耐久性もあります。
▲写真:パーゴラ風のアーチにモッコウバラを誘引。バラを楽しむために、パーゴラ風のアーチを設置した例。
塀
塀は目隠しを目的とするもので、素材はブロック・レンガ・塗り壁などがあります。
全面を塀で囲むと圧迫感があるので、曲線を取り入れる・段差をつける・飾り窓をあける・アクセントをつける・ちがう素材を組み合わせるなど工夫すると、変化に富む塀になります。
▲写真:塗り壁の内側から外へのびようとするジギダリス。
ウッドフェンス
木製のフェンス(仕切り塀)。形状は、縦格子・ラティス(斜め格子)・縦貼り・横貼りなどいろいろあります。
仕切りや目隠しの機能のほか、鉢花やハンギングバスケットなどを掛けたり、ツルバラやクレマチスなどのツル性植物をからませるのにも便利。
▲ラティス(斜め格子)フェンスにツルバラを誘引。