敷地のデッドスペースだった犬走り部分を、ウッドデッキで有効に使えるスペースに。
※ 犬走り(いぬばしり):建物の周囲に沿って軒下の幅に、コンクリート・レンガ・砂利などを敷いたところ。
ウッドデッキはどこにつくってもよいのか?
写真のように、ウッドデッキはふつうコンクリートの置き基礎でつくります。
ウッドデッキをつくる場合、建築基準法の建ぺい率などが気になりますが、置き基礎であれば、問題ないとされています。
通常のウッドデッキは、コンクリートの土台(置き基礎)の上に板を張っていくので、地中深くコンクリート基礎が入っているわけではありません。ですから、撤去がかんたんであり、建築物とはみなされていません。
これに対し、強固な基礎をつくるカーポートなどは、建物と密着しており、撤去も困難なため、建築物の延長とみなされ、建築基準法上の規制を受けることになります。もちろん、ウッドデッキでも、置き基礎でなく、地中深く土台を埋め込み、建物と強固に固定すれば、建築物の延長とみなされます。
ただし、以上は一般論ですから、ご心配なら施工会社に確認された方がよいでしょう。
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