

プラバンと色鉛筆で手作り!かわいいおかめインコと文鳥のブローチの材料
透明なプラバン
加熱すると縮む、プラスチック製の板。厚さは0.3mmを使用。
色鉛筆
図案はカラト アクェレル 水彩色鉛筆を使用。各図案の色に合わせてご用意ください。
ブローチピン
手芸店で購入できます。文鳥とインコは15mm、クマは25mmを使用。
UVレジン
紫外線を浴びると硬化する液体樹脂。ブローチの表面に塗ってツヤと立体感をプラスします。

黒い紙
主線を白でなぞるときにプラバンの下に敷きます。黒ければOK。
オーブントースター&アルミホイル
プラバンの加熱に使います。食パンなどを焼く家庭用のものでかまいません。アルミホイルは加熱するときにプラバンの下に敷きます。細かいシワをつけておくとプラバンがくっつきにくい。
割りばし
トースターで熱したプラバンを取り出すときに使います。
接着剤
ブローチピンを貼りつけるときに使います。金属とプラスチック両方に使えるものを選びましょう。

紙やすり
プラバンの表面に傷をつけることで色鉛筆の色がのるようになります。番手は#180がおすすめ。
はさみ
プラバンを切るときに使います。
UVライト(36w)
UVレジンの硬化に使います。1台持っておくと便利です。

プラバンと色鉛筆で手作り!かわいいおかめインコと文鳥のブローチの製図 ※各図案は実物大ではありません
図案で使っている色鉛筆は、全部で10色(ステッドラー カラト アクェレル 水彩色鉛筆)。まずはwhite(0)で輪郭線を写してから塗り絵感覚で塗っていきます。もちろん、好みの色で塗ってもOK!
41 帽子…light ochre(17)
顔…pastel blue(302)
口ばし…salmon(222)
体…turquoise(35)
目・口ばしの輪郭・羽・帽子の影…cobalt blue(33)
42 体…light yellow(10)
口ばし・頬…salmon(222)
目・口ばしの輪郭・羽…cobalt blue(33)
43 体…white(0)
口ばし…salmon(222)
目・口ばしの輪郭・羽…cobalt blue(33)
44 顔・体…dove grey(83)※顔はやや濃く塗る
頬…white(0)
口ばし…salmon(222)
目・口ばしの輪郭・羽…cobalt blue(33)


プラバンと色鉛筆で手作り!かわいいおかめインコと文鳥のブローチの作り方
1 やすりでプラバンの表面を軽く削ります。傷をつけることで、色鉛筆の色がのるようになります。
2 表面全体が均等に白っぽくなったら準備完了。ウエットティッシュを使って粉を拭きとります。
3 黒い紙に実物大図案を置き、やすりで削った面を上にしてプラバンをのせます。輪郭線を白の色鉛筆でなぞります。
4 輪郭線を写したところ。

5 塗り絵の要領で色を塗っていきます。淡い色から濃い色の順に塗るときれいに仕上がります。
6 最後に濃い青の色鉛筆で顔や花びらなど、細かい部分を描き込みます。
7 図案をすべて写したところ。縮むと色が濃くなるので、必要以上に濃く塗る必要はありません。
8 輪郭線に沿ってプラバンをはさみで切ります。

9 カーブの終着点まで切ったらプラバンをひっくり返します。常に切りやすい方向からカットすれば切り口がきれいに。
10 カーブの終着点まで切ったら、ふたたびプラバンをひっくり返して次のカーブまで切っていきます。
11 輪郭に沿って切り取ったところ。
12 オーブントースターに、くしゃくしゃにしたアルミホイルを敷き、プラバンを入れて加熱します。

13 10~20秒ほど経つと、プラバンが丸まりながら、みるみる縮みます。全体が縮んだあと、もう一度平らになるまで待ちます。
14 平らになったら、割りばしで取り出します。熱いので、素手で触らないよう注意しましょう。
15 冷める前に、平らな重しをのせてしっかりプレスします。これを怠ると歪んでしまうので注意して。
<NG>
トースターから出したらすぐにプレスしましょう。

16 プラバンの表面にUVレジンをのせます。
17 レジンをのせた面を上にして、UVライトに5分ほど入れて硬化させます。
18 裏側に接着剤でブローチピンをつけます。上部につけると胸元に留めたときに安定します。
19 でき上がりです。

Hal*さん直伝!【プラバンを切るときのコツ】
①はさみは刃の中央を使って切る
刃先だけを使ってチマチマ切ると、切り口がギザギザになったり、切り終わった部分が割れがち。はさみは大きめに開いて、刃の根元~中間を使って切るのが基本です。
②表裏をひっくり返しながら切る
プラバンは欠けやすいので、細かい部分を切るときは特に注意が必要。こまめにひっくり返しながら、常に切りやすい方向をキープ!

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