❺ファスナーをつける
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コンシールファスナーの名称
務歯(むし)
止め金
テープ
(うら)
スライダー
(おもて)
引き手
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①後ろをおもてどうしに合わせて、あき止まりから上を粗い針目の
ミシンで縫う。(オーバースカートを縫わないように注意。)
②アイロンで縫い代を開く。
③コンシールファスナーを仮止めする。スライダーの上端を
でき上がりから0.5cm~0.7cm下げてつける。
(写真ではわかりやすいよう、後ろ中心線を縫う前の状態。)
④コンシールファスナーの務歯の中心と縫い目の中心を
合わせて、厚紙をはさんで縫い代のみにしつけ糸で縫う。
(返し縫いをしながら、しっかりと縫いつける。)
⑤粗い針目のミシン糸を抜き取る。
⑥スライダーをあき止まりより下げる。
⑦アイロンで務歯を起こす。
(アイロンの温度は140~160℃ぐらいに設定する。)
⑧縫い代を広げ、押さえの溝に務歯を入れて務歯の際をミシンで縫う。
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コンシールファスナー押さえ
務歯を立ち上げながら際を
縫える、コンシールファスナー
専用の押さえ。
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⑨あき止まりの部分は目打ちで務歯を押さえながら縫う。
⑩押さえ金を変え、テープの端をミシンで縫う。
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ファスナー押さえ
押さえ部分が片側なので、
務歯に引っかからず
縫い進めることができる
押さえ。
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⑪④のしつけ糸を抜き取る。
⑫スライダーをあき止まりより上げる。
⑬止め金をあき止まりの位置に移動し、動かないように
ペンチではさんで固定する。
⑭あき止まりより下の務歯をかがる。ファスナーが長すぎる場合は、
止め金から2~5cm残して切る。
❻衿ぐりを縫う
①アイロンでバイアステープを衿ぐりのカーブに合わせる