はじめに
ハーバリウム という人気急上昇中のインテリアフラワーはご存知でしょうか?
ドライフラワーやプリザーブドフラワーを透明のボトルにオイル漬けしたもので、まるで水槽のような美しい透明感も一緒に楽しめることが特徴です。生花は世話を怠ると枯れてしまいますが、ハーバリウムは手を加えることなく長期間楽しんでいただけます。忙しい方や、お花の手入れが苦手な方にもおすすめのインテリアです♪
ハーバリウムは、雑貨屋さんやオンラインショップでも購入することができますが、材料さえ揃えれば自分で簡単にハンドメイドすることもできます!既製品と違って、自分の好きな色のお花を組み合わせることができますよ◎
こちらの記事では、ハーバリウム製作に使用する材料やおすすめの商品をご案内しています。初心者の方でもわかりやすいハーバリウムのレシピも3点ご紹介しているので、そちらもぜひご覧ください!
ハーバリウムとは
ハーバリウムの本来の意味合いは、植物標本です。もともとは植物の研究を目的に植物標本が行われていたのですが、現在ではインテリア用にお花を瓶詰めしたものを指すようになりました。
使われる花材はプリザーブドフラワーやドライフラワーで、生花を使用することはありません。専用のオイルに浸すと、まるで生花のようなみずみずしさを取り戻します。
*ハーバリウムの魅力
ハーバリウムは小ぶりなボトルに詰めることが多いので、花瓶や鉢植えと違い、場所を取ることがありません。リビングやキッチンはもちろんのこと、玄関先やお手洗い、洗面所など、狭くて限られたスペースにも飾ることが可能です。
ハーバリウムに使用される材料は、花材だけではありません。貝殻やラメワイヤーなどお好きなアイテムでアレンジすることができます。乾燥させたオレンジや、木の実を使ったアレンジも定番です。
同系色の花材でまとめたり思い切りカラフルにしてみたりと、アイデア次第でいろいろな楽しみ方ができます!
*誕生日や記念日のプレゼントに
ハーバリウムはコンパクトで持ち運びやすく、プレゼントにも最適です。
生花と違って手入れが不要なので、普段はお花を飾らないという方にも、気軽に贈ることができます。
ボトルをリボンで飾りつけたり、オリジナルのタグを麻紐で取り付けたり、ラッピングでオリジナリティが出せるのもハンドメイドの醍醐味です♪
ハーバリウムの材料の選び方(ポイント・コツ)
ハーバリウムに必要な材料と、選び方ついてご説明いたします。ぜひ材料選びの参考にしてください♪
*ハーバリウムの入れ物
ハーバリウム製作にはオイルを使用するため、液漏れがしないよう、スクリュー式の蓋がついた透明のボトルをおすすめします。
コルクの蓋もオシャレですが、ボトルが倒れた際にオイルが流れ出してしまう可能性があるので、避けた方がいいでしょう。
ハーバリウムに使用するボトルは、100円均一でも見つけることができます。ボトルの形に決まりはないので、ジャムの空き瓶を再利用していただいても大丈夫です。
材質は、プラスチックよりもガラス製のものを選ぶようにしてください。ガラス製のボトルは透明度も高く、ほどよい重みで転倒しにくいので、ハーバリウム向きの素材です。
初めてハーバリウム製作に挑戦される方には、細長いボトルがおすすめです。サイズの大きいボトルと違い、下から順番に花材を詰めていくだけで仕上がりがまとまりやすくなります。
*プリザーブドフラワーorドライフラワー
ハーバリウムには、よく乾燥させたプリザーブドフラワーかドライフラワーを使用します。生花は腐敗しやすく、すぐにカビが生えてしまうので、絶対に使わないでください。
ドライフラワーは、お花屋さんでも手軽に購入できる身近な花材です。自然そのままの風合いを残しながら乾燥させているので、ナチュラルな雰囲気が作りやすいのが特徴。欠けやすい質感なので、ボトルのなかに入れるときは注意が必要です。
プリザーブドフラワーは生花に加工を施したものを着色しているので、ドライフラワーとは違う鮮やかな発色を楽しんでいただけます。ドライフラワーに比べると価格は多少高くなりますが、生花のような柔らかさがあり壊れにくくなっています。
*ミネラルオイルorシリコンオイル
ハーバリウム製作には、花材が中で浮いてしまわないように粘度のある専用のオイルを使用します。オイルは主に、「ミネラルオイル」と「シリコンオイル」の2種類です。
ミネラルオイルは、価格が安くリーズナブルに手に入るのが魅力です。シリコンアレルギーの方でも安心してお使いいただけます。ただ、気温が低いと白く濁ってしまうというデメリットがあるので、寒い地域にお住まいの方にはおすすめできません。
シリコンオイルは、ミネラルオイルに比べて少し値は張りますが、透明度が高く温度変化に強いというメリットがあります。また、ミネラルオイルでは色落ちしてしまう花材でも、シリコンオイルなら問題なく使用することが可能です。
★PO I N T★
ハーバリウムは、直射日光に長時間さらされると、中の花材が色褪せてしまいます。できれば日の当たらないところに飾って楽しんでください◎
ハーバリウムに使う「花材」のおすすめ商品
ハーバリウムに適した花材のキットなどをご紹介いたします。