サイズ調整可能の金属製シンブル。指先でも指の腹でも針を押すことができます。
シンブルはプラスチック製や陶製もありますので、いろいろ試して自分に合った物を選びましょう。
こちらは針を押す部分のみがプラスチック樹脂のラバータイプ。深いくぼみが針をしっかり固定するので使いやすいです。
*刺し始めと刺し終わり
刺し始め
01 刺し始めの位置から少し離れた場所に針を入れ、キルト綿に通して刺し始めの位置からひと針先に出します(左)。次に糸を引き、玉結びを中に引き込みます。
02 キルト綿まですくってひと針返し縫いをし、糸を引きます。
03 返し縫いの針目と同じ針目になるように針を垂直に刺し、裏打ち布まですくってキルティングを始めます。
糸を引く
針を抜き、真上に向けて糸を引きます。表面が少しへこんで陰影が出る程度に引きましょう。
刺し終わり
01 ひと針分を返し縫いするために、2針分すくってひと針返し縫いをします(左)。いったん針を抜いて玉留めをし、同じ場所に針を入れて離れた場所に出します(右)。
02 糸を強めに引いて玉留めを中に隠し、糸を引いて布のきわで切ります。糸は出した方向と逆に引くと、切った糸端が中に隠れやすくなります。